日本人を全て殺してもオリンピックはやらなければならんのか?放送せねばならんのか!?
日本人を全て殺してもオリンピックはやらなければならんのか?放送せねばならんのか!?
日本人を全て殺してもオリンピックはやらなければならんのか?放送せねばならんのか!?
アメリカの拝金主義ここに極まれりだ。

そんな時、アメリカで大コケしたと言うアン・リー監督の「ビリー・リンの永遠の一日」を観る。去年録画してたものだけど何故か見る機会が無くて今日になりましが、やはり今観るべき作品でした。

わしゃ声を大にして言う。今こそ日本人がお家に集まって家族みんなで観るべきです。小説が手に入れば読むべきです。(と言う私ゃまだ未読ですが)

2016年製作のこの作品はベン・ファウンテンと言う1958年生まれの人が書いた小説を原作にしています。実話では有りませんが、同じ年の作者の言いたい事は痛いほど解ります。と言うかわかる気がします。

無意味な戦争に駆り出され心身を病み、必死で戦った姿がヒーローとして祭り上げられメディアの食い物にされる姿に、今まさに日本で行われている世紀の馬鹿騒ぎを見るようですよ。

オリンピックについては流石にアメリカの人達も声を上げてるそうです。↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/11254a7574d0e0fd07857b80b59aa76f4677142c

この作品の中で印象的に提示される「2週間」と言うキーワードも、暗にオリンピックを想起させて不気味です。

内容的にはショー・ビジネスやメディアに関わっているアメリカの富裕層が1番見たく無いアメリカの姿でも有りますから、大コケしたのも判ります。失敗作としてそれこそ永遠にお蔵入りしてしまいたいでしょうね。本当に良くこの作品に資本出してくれた人達がいたよなぁ。

この中でヒーロー物語として映画化される話が持ち上がるんだけど、最終的に金額ではなく製作陣の考え方に反発して流れてしまうのを「中国資本だって良い!」とかクリス・タッカーに言わせてるのがおかしい。

で、結局台湾資本で映画化されましたね。小説と現実が緩やかに繋がって不思議な感じもしますよ。

日本では2017年当時公開が決定されていたにも関わらず、中止になってしまったとか。

なんで?って、どこから圧力かかったか、なんとなくわかる。

それ程出来の良い作品で、アン・リー監督はこう言う話しでは決して失敗しませんね。


色んな映画の中で聞かれる「I Love You」と言う言葉が、これ程響いたのも珍しい。

本来は重い重い言葉なんだよね。

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