アンダー・ザ・シルバー・レイク
アンダー・ザ・シルバー・レイク
アンダー・ザ・シルバー・レイク
2018年 アメリカ

監督 ディビッド・ロバート・ミッチェル

アンドリュー・ガーフィールド 他

犬!殺したのはだーーれ?

謎だらけで終わるので、結果収集が付かない。印象としては「キャンディ」1969年(だっけ?)っぽい画面とお話でけっして嫌いでは無いですが。

大きな夢を持って地方からハリウッドに出てきたであろう青年は、本当はなんの仕事してるんだ?映画関係者に何人か知り合いがいるけど、役者?裏方?

結局最後まで分からずじまいです。

こうなると考えつくのは「映画が始まって約30分過ぎたあたりで隣の家を覗き見してたらうっかり野生のスカンクをびっくりさせてしまい、この世のものとは思えない位くっさーい分泌物をかけられた主人公が、生死の境を彷徨いながら見た悪夢」

で、全てが説明出来るかな?と。

ラストは、いつもオッパイプラプラさせながらベランダにいたお向かいのお姉さん家に魂がふらりと寄り付いて、空き巣に入られて殺されてしまった(その前にスカンクの匂いで半死状態だったので、軽くとどめを刺されただけだが)自分の姿を観ている。

うーーん。いいかも。

なーーんかね、変な薬やってますよ的展開で、明らかに「夢物語」の描き方なんだよね。ホラーにしようか、ミステリーの謎解きにしようか迷って、結局全ては観る方任せ。

こういうの、1番好きです。

これ観てると、ハリウッドの周りって危ない変な人が多いのね。とか、あんなに綺麗な人達が大勢いて、世界中に夢を運ぶ映画の都が実はいつも何となくスカンクのオナラ臭いがしてる、とか。

知らなくていい事を沢山知る事が出来ました。


そう言えばスカンクのオナラ(本当は分泌液)の匂いって「玉葱やニンニクが焦げて腐った様な臭い」との記事を読みました。と言う事は、年がら年中「家系ラーメン大盛り」や「ホルモン焼き大蒜盛り盛り」などを食べてる体重3桁のオッサンのオナラや体臭みたいなもん?嗅いだ事無いけど。

つーか、嗅ぎたくも無いですが。

そいでもって、この作品の大部分をその臭いと共に行動してる主人公なんですが、3日ぐらいして臭いが薄れてきたあたりでベッドを共にした女性から「パチュリの香り?」って訊かれるのよね。

へぇーー。スモーキーでエキゾチックな大地を感じさせる(らしい)香りは、もしかしたらスカンクのオナラを薄めた臭いと似てるのか?

確かに、人を惑わすいい香りにはすこーしの変な臭い混ぜないと完成しないと聞いた事あるしなぁ。

そこは、笑所か?

主人公が憧れる女性をエルビス・プレスリーの孫娘ライリー・キーオがやってたり、金持セレブや有名人達で亡くなった人達は実は生きてて別の人生を送ってると言う都市伝説やら、宇宙人や未来人のメッセージが暗号になってヒット曲に隠されている等々のオタクネタ満載で飽きません。

が、最後に頭に来ます。

なんなんだーーー!ってね。

まっ、WOWOWで観たから笑えるんだけどね〜

それから、ジェレミー・ボブ演じるドラキュラ伯爵を彷彿とさせるソングライターの件は考えさせられました。

彼がただ仕事で作った作品に、勝手な解釈をつけて「自分の為の曲だ」と思い込む人のなんと多い事か。一種の依存。だけど世に出した作品って、みんなそういう使命を知らずに持っちゃうもんなんだよね。

作者が好むと好まざるとに限らず。

あのシーン好きだな。


あれは監督やら作り手側の重要なメッセージかもね。


そして更に想う。

このコロナ禍で外出禁止令が出た所で、自分ちの中を歩くだけで運動不足解消しちゃう人達って多いのねー。

家がデカい。プールが有る。門から坂を1キロ位歩かないと母家に着かない。


ねぇ、そう言うセレブはさ、もっとお金回して頂戴よ!

豪華なシェルターに入って美女と安楽死とかやってんじゃねーよ!


と。


実際既にそう言う商売有りそうで、余計になんとも腹立たしい。


写真1 プレスリーの孫娘。美人さん。
写真2 何となく気になったデビン・カワオカさん。
写真3 O嬢の物語のラストを思い出した。歩き方がホラーしてる。

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