刑事コロンボ 第60話 初夜に消えた花嫁
1992年

今までのコロンボ・シリーズとは全く違う雰囲気で、好き嫌いが分かれるのだとか。

でも我が家では「スピンオフ物」として面白く拝見致しましたよ。

原作はエド・マクベインの「命ある限り」ハヤカワ・ミステリーなんだとか。

「87分署シリーズ」の一編から案を頂いたのね。て事は、コロンボの甥っ子アンディ刑事は87分署にお勤めなのかしらん?(笑)

折りもおり、この前年に封切られ大ヒットして社会現象を巻き起こした「羊たちの沈黙」の様に、サイコな犯人をプロファイル宜しく人界戦略で探し出すコロンボ陣営。

60をとうに越してるお爺さん刑事が、可愛い甥っ子の花嫁さんを探すために夜を徹して奮闘しますよ。事件発生が日曜日の真夜中で、犯人を見つけ出して無事花嫁さんを救出し全て解決出来たのが月曜日のお昼過ぎ。大体12時間の中の出来事でしたが、この間「結婚式の披露宴でダンスして、お酒飲んでヘベレケ」「犯人探しに写真から不審者をチェック」「画像に映った不審者の指輪に書かれた大学を訪問」「犯行に使われたと思われる車両の確認」「犯人であろう人物の特定と、その家探し」

詰め込みすぎだわーーー!

60超えてなくても、呑んで騒いだ後オールナイトで駆けずり回って犯人を探し出し、手にした拳銃ブレもせずに仕留める辺り、もうお疲れ様の一言。

最後にコロンボ警部が呟いた「今、何時だい?」が笑いを誘うよね〜。


今回はジュリエット・ミルズがファッション雑誌の編集長役で出てて、綺麗なおばさんになった姿を見せてくれてました。「カモメのジョナサン」「ディアボリカ」などの映画の他、昔から色んなテレビドラマに出てたよなーと調べたら、「ナポレオン・ソロ」や「ベン・ケーシー」なんかにも出てんのね。あと有名なのが「野生のエルザ」の空飛ぶドクター。

子役ならぬ赤ちゃんの頃から映画に出てる大ベテランさんでコロンボ警部との会話もなんとなく余裕感じるし、ピーター・フォークも心なしか嬉しそうに見えました。

犯人役はダニエル・マクドナルド。「SEX and the city」なんかにも出てだけど、2007年に46歳で亡くなってました。


写真 ピーターとジュリエット。

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