誘拐報道

2017年5月24日 映画
誘拐報道
1982年 東映

1980年に宝塚市で起こった児童誘拐事件の実録物。

犯人役は萩原健一。「傷だらけの天使」から繋がるキャラクターをさらにバージョンアップさせて、繊細な中に鬼気迫る演技を見せてくれます。

本当に、日本が誇る役者なのに、なんでクスリに手を出したのか………。大きなお世話なんだがの。

オールスターキャストで、こんな所にこんな人!と贅沢に使われていますよ。まるで「シンゴジラ」みたい。

ただ、2年前に起こったばかりの事件で、実際の犯人側の家族や誘拐された子供の家族に配慮した為か、全体的にはどこに焦点を当ててるのか分からずボンヤリした印象を受けたのは仕方ないのかな。

忖度忖度。

実録物って、こう言う時に表現が難しくなるよね。香港映画では、その点いい意味でも悪い意味でも容赦無しなんだがの。


表現と言えば、この作品は随分長くDVD化されてなかったそうだ。わしゃ今月WOWOWでやってたのを録画して観たんだけど、そう言えば長い事忘れてた作品でも有りますよ。なんでだろう?それと、子役デビューの高橋かおりさんの入浴シーンがあって、可愛い子供の裸にボンヤリボカシが入ってるのもかえっていやらしい変な感じだしね。

実際の犯人は、刑期を終えて出てから窃盗か何かでまた捕まってるとかの話も有るし、ショーケンまたやらない?この人の人生を?

とは言っても、誘拐された子供も犯人の子供もまだまだお元気なんだから、かわいそうだよねぇ。


わし的には犯人の母親役を演じてた賀原夏子さんのお元気な姿が見られたのが嬉しかったです〜(^∇^)

でも、この時夏子さん実際には61歳なのよねー!いっやーーーーー!!!!!

確かに29歳の犯人の母親だからそんな歳でいいんだけど、今見ると80歳以上に見えるよ!

ひゃーーんん!


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