最初に観てから13年目、そしてWOWOWで放映したのを観てから10年目。

それ以来、見る機会もなく今日に至る。


やっぱり素敵!

恋は苦しい!

でも、彼女の選んだ道は間違いないわ。

あの蒸し暑い香港で、美しさを目指すあまり着る人の健康を無視したかの様な素晴らしいチャイナドレスを颯爽と着こなして、シングルマザーとして働く香港女性には、ヘタな男は蹴散らされちゃう。

13年前は「男の映画」だと思ってた。失くした恋を何時迄もひきづって生きる、ロマンチストな、でも女性からみたら面白味にかける男の悲哀に満ちたお話だと思ってた。

そればかりでは無かったね。

あの時代のあの空気を吸って育った王監督が憧れて見ていた、新しい時代の香港の女達へのオマージュでも有るんだよね。

そう言えば、公開された当時観終わってトイレに入ってたら、後から来た20代位の子達が口々に「全然わかんなーーーい!だってストーリー無いんだもん」と言ってたのを思い出した。


彼女たちも、お元気ならそろそろ40歳に近いことでしょう。今ならワカルカナー?


ああ、もううっとりうっとりインザムードだわな。

同世代に王監督やトニーやマギーが居てくれて良かった!


☆☆☆☆☆☆個人的覚え書き・10年前の感想☆☆☆☆☆

http://36711.diarynote.jp/200410271123350000/


コメント

hana
2014年8月27日21:39

ありすさん^ ^

ご存知かと思いますが、私も大好きです。
ファッションも音楽もムード満点、おっしゃるようにオトナの女性のための映画ですね。
うっとりです♪

以前、ありすさんが、
「ぴったり身体を包み込んだチャイナドレスは美しいけれど、あの蒸し暑い香港で洗濯はどうしてたんだろう」というようなコメントを下さってすごく納得して、尚且つアイロンはもっと大変だろうと考えたことを思い出しましたww

ありす
2014年8月27日22:55

存じておりますよ!

良いですよね〜♪久し振りに見直して、監督も役者もさすがだなぁと思いました。スリッパにまつわるエピソードには、またしてもやられましたよ。

そうそう、個人的にもあのドレスは何回着たらクリーニングに出すのか、手洗いするのか、今だに謎です。今度香港人のママに聞いてみたい様な、知らない方が良い様な複雑な思いでおりますよ。(・ω・)ノ

フォルテ
2014年8月28日23:28

この映画、私も20代半ばで見て同じく感想が「よく分からない、テンポが同じで眠い」だったんですよね・汗

たしか、電鍋をお土産で貰って「凄い~!」と絶賛するシーンがありますよね。電鍋って台湾で発明されて香港へ渡ったらしいです。その印象しか残ってない感受性の低い私です…苦笑

この映画の良さが分かる時期が来るのかしら?大人道は険しく遠いです…。

ありす
2014年8月29日0:05

無問題!

これはね、単に生きてる年数と記憶に比例するだけなのかもです。お子達が思春期を迎える頃に又見直したら「ああ、そう言うことだったのか」と合点が行く箇所が増えるかも知れません。(^ω^)

電鍋!そうなの?台湾で発明したの?あのシーンは印象的ですよね!私の年齢だと、子供時代家に有った電気釜なので、そう言う所も変に懐かしいんですよ。(笑)

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