って、今頃気がついてもおそいんですがの。

昨日の香港から来たお客様達のことば。

「船に乗る」「台場」「有る?」


しか聴き取れなかった。

今なら「お台場行きの水上バスは(まだ)有りますか?」と理解出来るのに、昨日はサッパリ分からなくて最初は「?????」になってしまいますた。(涙)


「中国字は読めますか?」と聞かれたので「ハイ」と答えると、その中の二人がスマホの翻訳アプリに書いてくれたんだけど、一つは「ボートはありますか?」で、もう一つが「ボートは台場ですか?」。

ボートって何?台場?


そもそも船着場って、台場って言うんだったっけ?


日本語を見ても、広東語を読んでも意味が解らない。

もうすっかり軽いパニック。


そもそもわしの頭が固くて、彼らの言う「船」が即座に「水上バス」と理解出来なかったのが間違いの始まりでした。


「トイチョン」をちゃんと台場と聞けているのに、それが「お台場」の事だと解ってない。


おまけに水上バスの場所を聞いたんだなと間違える体たらく。


あの時彼らは「お台場に行く水上バスは、まだ有りますか?」と聞いたのだ。

時間的にまだ大丈夫かと聞いたのだ。乗り場は何処かと聞いた訳じゃない。


それも、若者らしく物凄く省略した言い方で。


「係咪搭船去台場?」ハイマイダップシュンホイトイチョン

直)お台場に行くには船に乗りますか?。

そうか、今は係唔係を係咪ともかくのか。ハイムーハイがハイマイか。

当然ハイとマイの間には、短くて聞き取りにくいけど「ム」がちゃんと有る。でも漢字にはその音は存在せず字面を読むだけではそれが分からない。

それに、思い出せば「ヤウモウシーカン」という言葉も聴いてたのに………。

時間は有る?お台場に行く船、時間有る?



広東語恐るべし。


もう10年以上前から香港の若者に「おばあちゃんと話してるみたい」と言われてましたが、今更ながら実感しました。

かつては席を並べて広東語を学び、今や香港IDを持つ身にまでなった頑張り屋のミー熊からは「昔の教科書なんか、もう全く役に立たないから捨てな」といわれてたけど、納得します。


昔の言い方は知識として知ってて損はないし、笑われてもわしには丁寧で古臭い言葉しか話す事は出来ないんだけど、客商売としては聞き取れないんじゃ役に立たない。


あああ、勉強は続くよ何時迄も。



がるるるるるる。







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