ブルーバレンタイン
公式ホームページ↓

http://www.b-valentine.com/

映画鑑賞後の座談会も面白い。



主演のライアン・ゴスリングはとても繊細で良い役者なんだけど、わしはどうしても彼の後ろにヒース・レジャーの影を見てしまう。


ああ、この役をヒースならどんなふうに演ったんだろうかと。




何でなんだろか。特に似てる訳では無いと思うんだけどねぇ。



相手役がミッシェル・ウイリアムス。ヒースの元妻だし、内容が何となく二人の関係を彷彿とさせるから、今回は余計にそう見えたのかも。



君はいつも 愛する人を傷つける

傷つけてはいけない人を

君はいつも 美しいバラを手折り 

花を散らしてしまう

君はいつも 優しい心を打ち砕き

言葉で傷つける


・・・もし僕が

        君を傷つけたなら




それは 君を愛しているから



          誰よりも



挿入歌の歌詞が、この作品の全てを物語っている。




成長を否定した幼い子供を、自分の心の奥深くに置き去りにして気付かぬ振りを続ける人達の、永遠のテーマだね。



後一歩作り込んで欲しかった気もするけど、これはこれでいいのか。



こうやって、何時までも負の連鎖を続けながら、人は子孫を残して立ち去っていくのかなぁ。



これはお互いの関係に我慢するとか、そういうレベルの話じゃないからね。この二人はお互いに謝る事が出来てるのに、残念だなぁ。



愛も恋も、そんなに簡単には消えない。確かに恋は冷めるかも知れないけれど、愛に変わって成長する事もあるんだし。



心が成長するときは、かなり痛い思いもするさ。



でも、挑戦する価値は、きっとあると思うよ。



七夕の日に、良い物観ました。




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