当たる時は何にでも当たる

一月にインフルエンザで寝込み「今年の厄落とししたね」とか言ってたら、二月になっての遅い新年会でやったビンゴゲームで、立て続けにビンゴを出した。


8回中4回。


最初は「ラッキーっ!」と単純に喜んでいたものの、三回目からは気味が悪くなり、四回目にはさすがに景品を辞退してしまった。


「当たる時には、何にでも当たる」


良く言われる格言だが、これは本当だ。



実は、わしゃ子供の頃あまり身体が丈夫ではなかったので、色々な病名の付いた病気であちこちの病院にお世話になっていた時期が長かった。


長じてからも女性特有の疾患に悩まされ続け、今にして思えばイラつく位寝込んでいる日々だったのだ。




何は無くとも、元気で健康なのが一番よ。




だけども、その「病弱な日々」にも、オマケみたいに美味しい事が有るわけです。



それはクイズや懸賞・宝くじに良く当たる、という事。



何でだろうね、不思議だよ。


だけどツキは回って行くもの。



そう言えば最近どんなに懸賞クイズ出しても当たらないなぁ、宝くじも当たらないしとか言ってる内に、気が付いたらもう何年も病院に行ってないことに気が付いたのでした。


ほどほどがいいよね。



で、その日はあまりにビンゴを出すわしに、「明日お前は車に当たる」ととっても不吉な事を言う奴まで出てくる始末。自分がカスリもしないからって、悔し紛れに人を呪う様なセリフを吐くのもどうかと思う。


と言うのも、この世で一番怖いのは、何をおいても人の邪念だからです。


人を呪わば穴二つで、相手に放った邪念は必ず自分に帰って来る。わしゃその事を義妹との間で嫌という程経験しました。2003年2004年頃の日記に、千路に乱れる心の内を書いてましたが、ホントその通り。



あれからわしは、他人には先ず感謝感謝の気持ちでいる様に成りました。嫌みな事言われると悲しくなるけど、言う方にもそれなりの理由があるわけで。


だからね、こんなセリフを吐く人と縁付くのも、己の不徳の致すところなんだわなぁと思いつつ、一日置いての月曜日。


車で近くのセルフ・スタンドまで灯油を買いに出かけた時、お客をヘルプする為に常在しているスタッフの一人が「タイヤの空気圧見ましょうか?」と声を掛けて来た。


確かに去年あたりからタイヤがボンヤリ気味なのでチェックして貰ったら、何とパンクしてたんじゃないのっ!　ビックリっ! 30年位昔のタイヤはパンク即走行不能ってなったんだけど、今履いてるラジアルタイヤってすぐにはバーストしないんだよね。でもまさかこんなに平気で走ってたなんて・・・・。一体いつからパンク状態だったのやら。(冷や汗)


10代20代の頃は左右の空気圧が0・2ミリ違っても的確に指摘出来たのに、ここ数年母親の事も相まって車のタイヤへの注意がまったくおろそかになっていたのでした。


ああ、危なかった・・・・・。スタンドの兄さんありがとうっ!


スタッフがやってくれる所で給油してても、今まで誰も指摘してくれなかったのに、まさかセルフ・スタンドで発見されたとは。



灯油を買いに行って、タイヤを買ってきた。


笑えるけど、お財布が痛い・・・。(涙)


先日久しぶりに「ボルサリーノ」を観ていたら、ラストでベルモンドが「ツキは無い」というセリフを吐いて死んでいくシーンが有った。


ヤだなぁ。


出来ればもう少し周りに居て欲しい。


今少し厄介な事態に、自分で自分を追い込んでしまっているのだ。


それもタイヤと同じ、単なるウッカリ・ミスで。


ああ、何事もなく、誰にも迷惑がかからず済みますように。



考えただけでお腹が痛くなる・・・・・・


おまけに腰も痛いし・・・・(愚痴)


ひ～んっ!!!!!!