そんなばかな・・・・・

2011年7月17日エッセイ

トントンと小さく音がした。

家かな? とは思ったものの、別に名前を呼ぶでも無い。

一応玄関まで行って「はい?」と言うが、声は無い。

窓から下を観たら宅配のトラックが止まってる。

・・・・・・。向いの家だわな。とそのままにしてたら、またトントンとノックの音。

我がアパートは踊り場で玄関が向合わせになっているので、時々どちらのドアをノックしてるのか判らない時が有る。

んで、玄関ドアをチョコっと開けてみたが、誰もいない。

立ったついでに(?)小用を思いつき、そのままトイレに。

出て来て座ろうと思ったら、またトントンと音が。

??????

もう一度玄関に出て「はいっ」と言うと、今度は「お荷物です」との声。

ドアフォンも付けて無いからね、すいませんね。でも今ドアを開けたけど、居なかったでしょ。

いいえ、居ましたよ。ドア開けて、すぐ閉めたでしょ。

こんなやりとりをしながらも、お互い少しイラついているのが解る。

だって暑いもの。外はすでに３７度近くになってて、宅配の兄ちゃんも喉カラカラで声も出なかったのかも知れないし。ボンヤリもするだろう。

落ち着けばそんな考えも廻ってくるんだけど、その時は何で名前呼ばないのかっ!と少々ご立腹してしまいまつた。

で、一応受け取りのサインをして荷物を受け取ったものの、その荷物には何故か伝票が着いていない。

ほへ? なんで? って、この荷物誰からぢゃ?

とはいっても、品物は毎年姉が送ってくれる定番の物。なので間違いは無いんだろうけど、何故伝票がないのか・・・・・?

チョツト不思議な出来事でした。