イギリスから美波ちゃんと颯君が浅草に遊びに来てくれました。


彼女は僅か4~5歳の頃に日本を離れてしまったので今ではかなり日本語が危ういのだが、それでも懸命に理解しようとしている姿がいじらしい。


日本のアニメが大好きで、今一生懸命に日本語を思い出す作業をしているらしい。

三つ子の魂百までも。だね。


大丈夫大丈夫。頭じゃ無く身体で覚えた言葉は、大抵どこかに残ってるから。


こうやってまた、わしの周りに多言語mix会話をする人が増殖していく楽しさよ。



こういった会話に馴染んでいない人からは「あんたら何語で喋ってるのよ」とたしなめられる(?嫌みかな?)事がありますが、かまいませんわ。要は通じればいいの。


それにどんなに外国語会話が流暢に出来たとしても、最終的に通じるのは心と心ですからね。相手とコミュニケーションしようという気持ちの無い人が話す言葉は、まるで鋼鉄でコーティング(しまったっ!オヤジギャグかも)したかの様に、母国語でも内容が理解出来ない。


わしの理解能力を超えていると言い換えてもいいかな。


だけど、キチンと相手の心と向かい合って会話する気持ちの有る人の言葉は、たとえ知らない言語でも何となく理解出来て来るものだ。


これは不思議です。


美波ちゃんの真摯な態度が、震災以後外国のお客様がすっかりいなくなって錆びついているわしの英語力を、またまた呼び起こしてくれました。


しっかり勉強せねば・・・・・・・。と反省しきり。彼女の日本語理解力の方が高いよ。


今回もイベント盛りだくさんで、忙しいらしい。お土産も一杯買ってたけど「日本は物価が高いーーー」と泣いていた。ホントだよね、まだまだ円が強いんだよねぇ。


初めて会った颯君。彼も誠実そうな若者で、お似合いのカップルでした。


彼女達を見ていると、30年前初めて香港に行った頃の自分を見ているような気持ちになる。テンションの高さも似ている。


大好きな国で、大好きな物を沢山自分の中に取り入れようとしている健気な姿が、本当に可愛らしい。


台風が来ていた関係で雨の日が多く、予定を変えなくては成らなかったらしいが、それでも目一杯エンジョイしている様子。



自分と縁の有る国で、沢山の楽しい想い出を作って行って欲しいと思う。



それが彼らの、人生を生き抜く力の一つに成りますように。






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