自分自身が楽しくないのに、他人に楽しい事を分けてあげられますかいな。
勘違いしちゃいけませんよ。人間は、それほど強い生き物じゃありませんって。
大地震から二週間が過ぎて、だんだんと被害の全容が明らかになって来ました。被災した人達の生活にも、それなりにペース配分が出て来ているようです。
「落ち着いてきた」訳では無いけれど、取りあえず「今後の生活を考えるだけの余力」が出て来たという所でしょうか。
3・11から暫くは震災関連一辺倒だったテレビ各局の地上波番組も、一週間経った頃からポチポチと通常放送が復活して、今はほぼ元通りになりました。
BS各局なんかはかなりの速さで通常番組を復活させてたんですが、その時は「何でこの非常時に呑気なグルメ番組を・・・」と思ったわしゃ、その時自分の視界がかなり狭くなってたんだわなぁと、今なら思えます。
だって、落ち着いて考えてみれば、日本は東北と関東だけで成り立ってるわけじゃ無いんだもの。
この二週間で、どれだけの数の高齢者や心身に障害を持つ人達や、精神的に少々難ありの人達が強い不安感から情緒障害を起こしてしまったか判りません。
普段元気な年寄りがニュース見てて急に血圧が上がり、救急車呼んじゃいました。って事も実際に起こっているんだから。(師父の母親)あれは思い出すでしょう、自分の戦争の記憶を。
阪神地区にだって、沖縄にだって、口にこそ出さないけれど、当時の辛い記憶が蘇ってしまった方達が沢山いると思います。
それも世界規模で。
まるで空爆を受けた戦地にいる様だと言ったカメラマンもいました。
それを毎日見続けているんです。というか、見なきゃならないし。
取りあえずは普通に生活出来ているわしらだって、重い鬱傾向になってしまう映像であり現実だもの。
だから、早い時期に普段のペースを取り戻す事が、被災を免れた人達に課せられた一つの宿題というか、約束事でもあると思うんですわ。
必要以上に不安になって精神安定剤を服用する前に、自分で出来るリラックス方法を工夫して、飲まない(つまり処方されない分の)安定剤を、目の前で家族や家が流されてしまい、冷たい体育館の床で安眠出来ていない人達に回す。
それも立派な援助活動だと思います。まぁ、被災した方達が、すべからず安定剤を服用するのかどうかの話は置いといてですがの。
震災から一週間目だったかなぁ、どこかの新聞の読者投稿欄に「マグロが食べられないのが何っ?」という、かなり強い表現で投稿文を送って来た女性がいました。
たまたまテレビの観られる環境にいた被災者の方らしいんだけど、テレビで小学生がお寿司屋に行ったらマグロが食べられなくて嫌だなぁと思ったという映像を見て、私達はこんなに不便な思いをしてるのにと憤ったというものだった。
それもなぁ・・・。気持ちは判るんだけど、テレビという媒体が事実のホンの一部しか映さない物であるというのを、今回の事で嫌という程感じている方だろうに。
あの後画面から消えた部分で親に「我慢しようね」と言われ、「うん」と頷く場面が展開してやもしらんと、思う余裕もその時は無かったんだろうね。
マザー・テレサがお元気な頃、人のために生きたいと言うダイアナ妃(当時)に対して「先ず、自分が愛に満たされなさい」と言った話しを何時も思い出す。
ボランティア活動を行う時、自分の不足している部分を補うためにしてはならないという戒めだ。
だからみんなで、出来ることから始めましょう。と。
先ず自分が楽しく無ければ、誰をも楽しくさせる事は出来ない。
日本中で春から夏に掛けてのイベントが中止されている現実を、改めて考えてみる。
確かに電力を多く使い、特定の人達にしか支持されていないものは自粛しても良いと思うのだが・・・・・。
神社のお祭りや地域のイベントなどは、たとえば昼間の時間帯のみで屋台も自治会主催。ゲーム参加者や御神輿担ぎ参加者から一律少額の参加費を集め、それを義援金とする。とかね。
そうやって、先ず自分たちの地域を活性化していかないと、この東北・関東地域復興の長期戦は戦えない気がしますよ。
わしも、先ずはこの節電対策を電気代が浮くかもと喜び、停電時はロマンチツクだわと楽しむ。
そしてBSで絶賛放映中の台湾ドラマ「我在墾丁天気晴」と「愛就宅一起」、そして「black & white」を視聴して、気分明るく毎日ご機嫌で過ごす。
そして、浅草にいらしてくれたお客様と、楽しく会話する。
今月は花粉が凄くてお休みにしているけれど、来月から再開するデイで、楽しくみんなで歌う。
実際に今東京方面に避難されているの方達の中には、東京にいる間に観光しようと思って出て来てくださっている人も多いのだ。
それを、不謹慎と言えるだろうか?
もう一度書きます。
人には、楽しみが必要です。悲しいお葬式の時だって、お腹は減るし笑う事だってあるの。
言い換えれば、だから事態を切り変えて前に進める訳だし。
自分の出来る範囲で、頑張りませうね。
写真1 ありがたや。やっぱり灯油ストーブはアナログが一番。
写真2 紙のランプシェードの紐を切って、行燈にしてみました。中身。
写真3 外から見るとこんな感じ。ネパール製です。余震に注意だ。
勘違いしちゃいけませんよ。人間は、それほど強い生き物じゃありませんって。
大地震から二週間が過ぎて、だんだんと被害の全容が明らかになって来ました。被災した人達の生活にも、それなりにペース配分が出て来ているようです。
「落ち着いてきた」訳では無いけれど、取りあえず「今後の生活を考えるだけの余力」が出て来たという所でしょうか。
3・11から暫くは震災関連一辺倒だったテレビ各局の地上波番組も、一週間経った頃からポチポチと通常放送が復活して、今はほぼ元通りになりました。
BS各局なんかはかなりの速さで通常番組を復活させてたんですが、その時は「何でこの非常時に呑気なグルメ番組を・・・」と思ったわしゃ、その時自分の視界がかなり狭くなってたんだわなぁと、今なら思えます。
だって、落ち着いて考えてみれば、日本は東北と関東だけで成り立ってるわけじゃ無いんだもの。
この二週間で、どれだけの数の高齢者や心身に障害を持つ人達や、精神的に少々難ありの人達が強い不安感から情緒障害を起こしてしまったか判りません。
普段元気な年寄りがニュース見てて急に血圧が上がり、救急車呼んじゃいました。って事も実際に起こっているんだから。(師父の母親)あれは思い出すでしょう、自分の戦争の記憶を。
阪神地区にだって、沖縄にだって、口にこそ出さないけれど、当時の辛い記憶が蘇ってしまった方達が沢山いると思います。
それも世界規模で。
まるで空爆を受けた戦地にいる様だと言ったカメラマンもいました。
それを毎日見続けているんです。というか、見なきゃならないし。
取りあえずは普通に生活出来ているわしらだって、重い鬱傾向になってしまう映像であり現実だもの。
だから、早い時期に普段のペースを取り戻す事が、被災を免れた人達に課せられた一つの宿題というか、約束事でもあると思うんですわ。
必要以上に不安になって精神安定剤を服用する前に、自分で出来るリラックス方法を工夫して、飲まない(つまり処方されない分の)安定剤を、目の前で家族や家が流されてしまい、冷たい体育館の床で安眠出来ていない人達に回す。
それも立派な援助活動だと思います。まぁ、被災した方達が、すべからず安定剤を服用するのかどうかの話は置いといてですがの。
震災から一週間目だったかなぁ、どこかの新聞の読者投稿欄に「マグロが食べられないのが何っ?」という、かなり強い表現で投稿文を送って来た女性がいました。
たまたまテレビの観られる環境にいた被災者の方らしいんだけど、テレビで小学生がお寿司屋に行ったらマグロが食べられなくて嫌だなぁと思ったという映像を見て、私達はこんなに不便な思いをしてるのにと憤ったというものだった。
それもなぁ・・・。気持ちは判るんだけど、テレビという媒体が事実のホンの一部しか映さない物であるというのを、今回の事で嫌という程感じている方だろうに。
あの後画面から消えた部分で親に「我慢しようね」と言われ、「うん」と頷く場面が展開してやもしらんと、思う余裕もその時は無かったんだろうね。
マザー・テレサがお元気な頃、人のために生きたいと言うダイアナ妃(当時)に対して「先ず、自分が愛に満たされなさい」と言った話しを何時も思い出す。
ボランティア活動を行う時、自分の不足している部分を補うためにしてはならないという戒めだ。
だからみんなで、出来ることから始めましょう。と。
先ず自分が楽しく無ければ、誰をも楽しくさせる事は出来ない。
日本中で春から夏に掛けてのイベントが中止されている現実を、改めて考えてみる。
確かに電力を多く使い、特定の人達にしか支持されていないものは自粛しても良いと思うのだが・・・・・。
神社のお祭りや地域のイベントなどは、たとえば昼間の時間帯のみで屋台も自治会主催。ゲーム参加者や御神輿担ぎ参加者から一律少額の参加費を集め、それを義援金とする。とかね。
そうやって、先ず自分たちの地域を活性化していかないと、この東北・関東地域復興の長期戦は戦えない気がしますよ。
わしも、先ずはこの節電対策を電気代が浮くかもと喜び、停電時はロマンチツクだわと楽しむ。
そしてBSで絶賛放映中の台湾ドラマ「我在墾丁天気晴」と「愛就宅一起」、そして「black & white」を視聴して、気分明るく毎日ご機嫌で過ごす。
そして、浅草にいらしてくれたお客様と、楽しく会話する。
今月は花粉が凄くてお休みにしているけれど、来月から再開するデイで、楽しくみんなで歌う。
実際に今東京方面に避難されているの方達の中には、東京にいる間に観光しようと思って出て来てくださっている人も多いのだ。
それを、不謹慎と言えるだろうか?
もう一度書きます。
人には、楽しみが必要です。悲しいお葬式の時だって、お腹は減るし笑う事だってあるの。
言い換えれば、だから事態を切り変えて前に進める訳だし。
自分の出来る範囲で、頑張りませうね。
写真1 ありがたや。やっぱり灯油ストーブはアナログが一番。
写真2 紙のランプシェードの紐を切って、行燈にしてみました。中身。
写真3 外から見るとこんな感じ。ネパール製です。余震に注意だ。
コメント
震災のことを考えると、ブログ更新して、こんなノンキな自分でいいのかな?
と、やっぱり思ってしまいます。
でも、自分は自分で頑張っているんだし、良いわ!と開き直ることにしました。
今後もどこで何があるかわからないですが、お互い頑張りましょう!
…功夫ネタもUPできるよう、努力します(笑)
これを、書いてくださって、ありがとう。
お母さまを亡くされてすぐのありすさんが、今回のことで、あまりの喪失感に押しつぶされそうであろうことは、簡単に想像が付きます。でも、その哀しみの底まで降りていって、あえて勇気を持って、誰よりも、ご自分に向かって、これを書かれたことがわかるから…。
がんばってね、ありすさん♪
ありすさんが言うからとても説得力があるの。
わたしも、抑えるところはきちんと押さえて、
子どもらと光の春を過ごします。
柔らかなおひさまのパワーで、ありすさんの
花粉症も悲しみもゆっくりと癒されていきますように。
歓迎光臨っ!!!!! 私にとって呉二小姐のブログは、心の救いになりました。良く探すなぁと関心することしきり。これからも期待していますので、お宝発掘宜しくです。のんびりとご自分のペースで、楽しく更新して下さいね。
いつもありがとうございます。今回の震災は、現代に生きる私達にとっての、一つの大きな試練でもありますね。一時はパニックの発作で外出もままならなかった自分がよくまぁここまでと、実は我ながら驚いているんですよ。
大自然の中では、人間もその一部に過ぎないのだし、生きている限りは他人に迷惑かけないでしっかりしないとと、ホント自分に言い聞かせている次第です。
本当にありがとうっ! むさ姐さんの家族が大地にしっかり根を生やして頑張って生きてる姿は、わしにとっても励みになります。お互い家族や周りの人と、仲良く楽しく節電生活を乗り切りましょう。