自分自身酷い皮膚炎を持っていて子供の頃は散々嫌な思いもしたのだが、大人になってから、それらは食べ物や生活習慣でなんとか付き合えるまでに改善出来る事を知り今に至っている。


でも像人間と呼ばれるような酷い「奇形」として生まれた場合、自分だったらどうしただろうと、考えた。


実際にわしの場合も、柔らかい皮膚が一転像の皮の様になるおそれが常に付きまとっているからこそ、余計にそう思ったのかもしれないな。


デビッド・リンチの「エレファント・マン」は賛否両論あれど、あれはあれでジョン・メリックの人となりを良く表現していてとても良い作品だった。


現代にも繋がる異形の者への恐怖から来る差別も、オーバー過ぎずに表せてたし。


英国紳士として扱われたジョンが、心の底から幸せをかみしめる場面では涙が出たものなぁ。


だけど、映画では奇形に伴う肉体内部の痛みにまでは追及出来ていなかった。


仕方ないっちゃ仕方ないんだがの。


なので今度時間があったら、こっちのドキュメンタリーも観ましょう。


心もだけど、身体もあちこち痛くて痒くて、本当に大変だったんだろうなぁと思う。


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