師匠はつらいよ

2009年8月19日 映画
ということで、師父はこの夏中ずっと潰瘍性大腸炎の再燃がおさまらなかった。


夏なのに。


食事制限しちまって。


お粥と少しの野菜とで、よく生き延びてくれました。


妻たるわしゃ身も細る思いで(思いだけで)、同じ食事をとりつつも見事にまったく痩せず、ただひたすら痩せていく師父の姿を見守ったのでした。


んが、しかし。



検査の結果他に重篤な所見も無く、血液検査でも大した数値が出ていないと解るやいなや、現金なもので、あっという間に出血が止まりましたとさ。


人間って、不思議だね。



潰瘍性大腸炎というと、一生薬と縁の切れない病気などと言われてますが、そうでもないんだわ。


現実に師父は丸々7年間何の薬も飲まず元気に暮らしてたからね。


とはいっても、過大なストレスであっと言う間に大出血&下痢が始まるのがこの病気の怖い処ではあるな。



今回も、7年前に掛っていた師父にとってのカリスマ医師を転勤先まで追っ掛けてっいって受診した次第。



その医師から「他の患者さんには、病気が良くなるにはあなたのような人の処へ行けと言っているのに、その本人が来ちゃ、もうどうしましょって感じなんですよ。頼みますよ、薬最低限の出しておきますから、これで様子観てください」と拝み倒されて早3週間目。


不快な症状の殆どが、おさまってしまっていた。



どんなに頑張って修行をしても、子供時代に家庭内暴力にあったり学校でイジメにあったりした記憶は、おいそれとは消えないものだ。


身体が覚えてるものね。


今回も、本当にいい経験になりました。気をつけよう。


んでだ。


その病院というのが東京の下町にあって、わりと近くにフーテンの寅さんで有名な葛飾柴又の帝釈天が有る。


なので先日通院の帰りに、これも何かのご縁とお参りに行ってきた。



東京に住んで約30年。


柴又デビューである。



ありがたやありがたや。



初柴又は、お天気にも恵まれて、いい観光になりました。


参道に新しく出来たという「かえる店」も見つけたし。↓
http://kaeru.shop-pro.jp/


帝釈天の庭園もなかなかいい雰囲気で、平日でもあり参拝客も少なめだったので、ゆっくり観覧出来ました。




また折を見て、ゆっくり来ようかなと思います。矢切りの渡しにも乗りたいし。





所で。



地方から浅草に遊びに来る人たちの中には、浅草の観音様の隣あたりに帝釈天があったり、花やしきの裏あたりに「こち亀」の両さんがいるらしいと勘違いしている方たちが多い。




たしかに知らない土地の事、距離感がつかみにくいのは仕方ないんだが、それはまったくの勘違いですから。



東京の下町とは言っても、「こち亀」は亀有という駅が舞台だし、帝釈天は柴又という駅に有るわけで、それぞれまったく別の場所なんですわ。


来る前によく御調べになって、楽しく無駄なくお周り下さいね。





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