自慢ぢゃないが、我が家には「燃えよドラゴン」が何本かある。


ベータ版・VHS版・レーザー・ディスク版・DVD版と、テレビで放映した時の録画物+格闘シーンのみの編集版。そして香港版。


尚且つ、劇場で再ロードショーをすれば、必ず観る。


今回ブルー・レイ版はどうするのか、師父の行動に興味しんしん。


なので、この作品に関する人達のニュースは、人事では済まされない。



デビッド・キャラダインも、元々はブルース・リーが企画したドラマの主役に抜擢された役者だったという事を知ってからは、ものすごく好きだった「燃えよカンフー」の見方が変わってしまい気の毒な人ではあったものの、怪しい魅力の役者としてはファンだったりした。



何の因果かただの偶然か、同じ6月4日に、この「燃えよドラゴン」で憎々しい悪役ミスター・ハンを演じたシー・キェンが病気で亡くなったのだという。


ジャッキー・チェンの「ヤング・マスター」ではユン・ピョウの父親役で堂々のアクションをこなしてはいたけれど、その頃はすでに高齢の域に達していた筈。


「奸人堅」と呼ばれる悪役スターだったけれど、引退直前の作品では、本当に好々爺然とした笑顔の可愛いお爺さん姿を見せてくれてたっけ。


中国語新聞では結構大きく取り扱ってたけれど、日本の新聞メディアでは、ほとんど報道されなかったと思う。


わしが見落としただけかもだが。



シー・キェンは漢字で書くと「石堅」。あらら、そういえばこちらも堅ちゃんでしたな。


長いことお疲れ様でした。


合掌。



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