ある愛の詩 [DVD]

2009年2月28日 映画
なんと、初めて観た。

公開当時の大絶賛の嵐に、ひねくれ者の中学生だったわしは反抗したのだった。


おまけにめったに映画を見ないようなヤツらまでが行ったりして、「感動したわーーーっ!」などと言っているのを見るにつけ、ますます足が遠のいた。


んで、50歳にして初観した感想。



トミー・リー・ジョーンズが髪の毛フサフサでびっくりした。



おしまい。



いやいや、すんません。


愛とはけして後悔しないもの。


・・・・公開しないもの・・・? (それはわしの重い思い)


話はとてもいいのに、掘り下げ方が薄くて不満が残る。単なる「金持ちと貧乏人」の話以前に、宗派の違いやら世代のギャップやら親子関係の問題やらと、もう少し掘り下げてくれるとよかったのにとな。


彼女がなぜ突然白血病になったのか。もしかしたら核実験が行われたテキサスだかに住んでたとか、父親が広島・長崎に軍人として赴任してたとか、母親がレントゲン技師だったとか盛り込み方はたくさんあるのに、この当時ではこれが限度だったんだろうね。


今観ると、それぞれの父親の子供への思いが結構丁寧に表現されていて、そこが言いたかったのかなぁなんて感じたり。


とにかく、中学生の頃に観なくて正解だした。



あの頃なら、感想はただ一言。


「チッ!」


だな。

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