電光空手打ち

2009年2月15日 映画
電光空手打ち
電光空手打ち
電光空手打ち
しつこく続く(何時始まったのかも、すでに忘れた程昔)マイ・ブーム「目指せ高倉健全作制覇之204本分の125本目」


遂に来ました、健さんの銀幕デビュー作にして主役の「電光空手打ち」。1956年東映作品。


御歳78歳に、明日なられます健さんが、まだうら若き25歳の青年だった頃の作品だす。

話はね、60年~70年代の香港クンフー映画に受け継がれて行くような話なんだけど、空手がまだ唐手と呼ばれていた時代の沖縄の熱血青年を演じる健さんが、キュートです。


大正時代の話なんだけど、うっかりぽっかりしてると、まるでその時代に作られた映画のように錯覚するのは、風邪で頭がぼ~っとしてるせい?


1956年といえば昭和31年で、それこそ高度成長に乗って、悲しい話だけど朝鮮戦争の軍需景気に乗って、日本が先進国の仲間入りをしようと躍起になってた時代。当時の流行語は「ノイローゼ」。


みんなが忙しくてキリキリしてた時代に、小説クラブ掲載のこの作品をわざわざ映画化したのはなぜだろう。


「空手に先手なしっ!」と、躍起に逸る主人公の青年に喝を入れる先生の姿は、当時の自分たちへの戒めなのか?


一本にまとめると長くなったからなのか、前篇後編に分かれてます。


原作は牧野吉晴。原作読みたいゾー


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