1977年2月14日といえば、32年も前になりますわな、紫苑小姐。


行きましたね、私たち。ぶどーかんに。


あの時、あまりに客の入りが悪くて、彼らはツァー途中でキャンセルして帰っちまったそうですわ。つーか、興行側から打ち切りされたのね。


音的には、とても完成度の高いバンドだったと思うんだけど、見た目があまりに良すぎて、反感かったのかもね。(独善的見解


ハード・ロックだけど、西海岸特有のポップな軽さも持ってたし。美形アイドル・バンドにしてはメンバー全員が妙にマッチョな雰囲気で、恋人の存在も堂々としてて、中でもパンキーとミッキーに至っては、一人の美女を「二人で共有してま~す」とか言ってるノー天気ぶりだったしね。


最近変に「エンジェル聴きたい熱」再燃だったんだよね。

輸入盤、買うか。



あの日は高校生活最後の期末試験の最終日。わしらはギャアギャア騒ぎながら、電車の中で私服に着替え、セーラー服をボストン・バッグに詰め込んでたっけ。


紫苑小姐は上下真白なスーツ姿でクールに座って、おやつのカール片手に武道館を浮かれて駆け回るわしらを見ていたと、後で言ってたね。



わしも、その白いスーツの女、確かに覚えてました。


わしらがちゃんと出会うのは、それから半年もたってからなのに、人との出会いはホント不思議だね。



イリュージョンも取り入れたコンサートは、とても楽しかった。部分的に日本のファンを意識しすぎて子供だましっぽいキライはあったものの、とっても楽しめたよ。


それになにより、会場を出てきたわしらを待っていた、真白な雪っ!!!


「エンジェル・ホワイトだね~」なんてねぇ、田舎のロック少女達は単純に大喜びしたもんですわい。


あれから32年。



今日の昼間は28度ありますたよ。



地球、大丈夫なのかすら・・・。



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