香港で買ってきた「広東音楽」とかいう中華民謡のCDを聞いてたら、その中に日本語で歌えるフレーズが出てきて「おや~」と思って調べたら、元々任光さんという人が作った曲を古賀政男が日本風にアレンジしてヒットさせたという、いわくのある曲だった。


今で言うなら・・・、パクリですかね。


そんな事もないか。たまたまわしの持ってた譜面が古くて、「作曲古賀政男」と書いてあるだけで、新しい譜面には「任光」の名前ものってるというからね。


日本の題は「南の花嫁さん」といい、高峰三枝子が歌ったんだそうだが、わしゃこっちのオバさんの方が、より中国色が強く出てていいと思う。↓
http://jp.youtube.com/watch?v=lBif-46w_pI


画像が始まるとすぐに、若き日のクール・ファイブや藤圭子なんかも映ってて懐かしいし、やっぱり20代の藤圭子綺麗だわ。と、歌と関係無い所で変に関心したりして。


最初「お土産はなぁに?」の所しか分からなかったので、ボケかーちゃんに尋ねてみたら、ちゃんと知ってた。そこから題を知って譜面をかき分け調べたら、手元にある本にもちゃんと載ってた。

さっき会った人や食べた物は忘れても、50年以上前の出来事や歌を覚えてるのって、不思議な話だよなぁ・・・。


わしもそのうち、全然関係ない若者を捕まえて「あら、ヒロちゃん久しぶり」とか言っちゃうのかすらねぇ・・・。悲しーーーーー(’_’)


この曲は今年の北京オリンピックの男子体操の入場曲に使われてたとか。しまったなぁ、聞き洩らしちまったか、全然気がつかなかったよ。


素朴で優しくて聞きやすい曲だし、題がね、いいよ。


色とりどりの雲が、お月さまを追いかける。


色んな解釈の出来る言葉だわな。韻も踏んでて文学的だし。しかし、日本の題はそこから一歩進んで、嫁に行く所が決まったとなっている。


急ぐなよ、政男。



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ユーチューブで川辺さんの歌聴きながらコメント見たら、香港の人が広東語の歌詞を書き込んでくれてたのを発見っ!


こちらは、男が恋人となる人を待ち焦がれて幾年月っつーおセンチな内容だわな。古賀政男のアレンジがやたら明るいので、なにもこんな「花よ、僕の彼女はどこにいるの?知ってるならおせーてちょ 夕日に染まりまくってアホみたいに待ってるのに~(違訳」とか、なんか平井堅ちゃんもどきの詩を付けなくてもいいものをと思ってしまったが、たぶん中華圏のアレンジは元の曲により近いだろうから、おセンチにもなるだろね。北京語の歌詞も知りたいわ、探すべ。テレサ・テンあたりも歌ってそうだしね。


あと、イタリアで日本語の勉強中らしい人からの質問に「駕籠の鸚鵡」ってナンデスカ?というのがあって、いいとこ突いてるなと思った次第。


オウムの形をした駕籠なの?

籠に入ったオウムなの?


言われてみれば、わしも不確か。多分に駕籠に入った、生きたオウムの事だとは思うがの。耳で聞いただけだと、確かに間違えやすい表現だ。


いっそのこと「駕籠の子犬」とかにすれば、ああ、お祝いの犬鍋にでもするのかなとかね、思ったり・・・(思わないって


こんな風に、瞬時にワールド・ワイドで知識を共有出来る時代になったのねぇ。


生きててよかったぁ。




コメント

フォルテ
2008年11月12日14:46

こんにちわ。
先週末から20度くらいまで気温が下がって寒い台北です。笑
ところで、「彩雲追月」の北京語と台湾語バージョン。
歌手ではなかなかヒットしなくて(すみませんスキル不足で)
オーデション番組で女の子が歌っていたのを乗せておきます。
北京語で歌ってますよ。
新しい情報が入手できましたら追って連絡しますね。笑

http://tw.youtube.com/watch?v=SPAzJ0841-c&feature=related

中国語の詩がとても綺麗ですね。

ありす
2008年11月15日19:04

フォルテ小姐
多謝てすっ! 曲は古賀政男アレンジの方でした。なかなかいいですね北京語バージョン。またなんか解ったら教えて下さいね。

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