ISBN:4569652530 単行本 山川 紘矢 PHP研究所 2006/06/22
¥1,470
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2000年頃だったか、何となく入った本屋の棚で光って見える本が有った。それがワイズ博士の「前世療法」の一冊目だった。

鍼治療と自律訓練もその年に始まってて、自分で選んだ訳でもないのに、自然とこちらの方向に向いていた。

つまり、瞑想による自己探求の旅が、20世紀と21世紀の狭間の年に、殆ど強制的に始まった訳だ。

誰かに「これがいい」と勧められたのでは無い。ただ漠然とボンヤリしてて、気付いたらこうなってただけの事。

瞑想という名の昼寝の最中、本当に沢山の訳のわからない大量の夢を見続けた。当時は殆ど外出もしなかったのでほぼ一日中ボンヤリと寝ていたのだが、まだまだ子宮内膜症の状態も悪かったしパニックの発作もかなり残っていたので、精神的にも肉体的にも出られなかったという方が正しい。

ノートに書き出された夢の断片。鮮明で映画の様な記憶も有れば、バラバラの詩のようなものもあった。

何年か経って、その中の幾つかが具現化し始めた時は、さらに考えが深くなっていった。

全ては起こるべくして起こる。自分の感情をきちんと見据えろと。

「夢で見た事が、実際に起こった。私には予知能力が有る。超能力が有る」

そんな事を人前で平気でほざけるアホとは、はっきりバイバイだ。

誰もが自分の人生に起きるイベントを、既に知って生まれてくる。だから事前に知ってて当たり前なのだ。

その時に、どう言う態度を取るか、どう対処するかが問題になってくるんだよ。

生まれる時、誰もが目に見えない一冊の分厚い問題集を持ってこの世にやって来る。

答えは○×の時も有るし、三択の時も有る。

勿論引っ掛け問題なんてのも、オチャメに用意されてる。

それらの問題に、どう答えを出すのかは、もう本人次第だ。

ワイズ博士の本には、いちいち同感するよ。

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