ISBN:4884810066 単行本 内田 秀男 たま出版 1984/01 ¥2,940
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昔、この出版社に勤めてた友達が、いつも「ヘンテコリンな人達が本出したいって言って来るんだよ、ここは」とぼやいてたんだが・・・


その友達も、かなりのヘンテコリン星人だったので、お似合いかなと思って聞いてたんだがの。

まぁ、それは置いといて。



最近ムショウに、ノストラダムスの予言詩に触れたい気持ちが起きている。

でも原詩はまさか読めんしなぁ・・・

ならばせめて、日本で出た一番古い「大予言」・・・、多分カッパブックスあたりから出てたやつが読みたいと思う。


当時はどんな解釈してたのか、もう一度確認したいなと思うのだわ。

1999年7の月に恐怖の大王が降りてくるというあの有名な予言の、本当の意味を私達は勘違いしてるんぢゃなかろうか。

何となく、そう思うのだ。


70年代には、まだ北朝鮮も中国もインドも、そんなに驚く程の脅威じゃなかった。少なくとも、一般人にとっては。


当時中国文化をレトロ・モダンとして意識した音作りをしていた日本のミュージシャンの中には、「中国は何年たってもインドと同じで、先進国になんかなれない」と嘯いた人がいた位だもの。


その発言をした人が、果たして自分の言葉を覚えているかは知らんがの。現在もご活躍してますけど。



だけど、今はそのインドにIT革命が起こり、中国は経済バブルで一般人の生活が物凄い速度で豊かになっている。

それはいい。沢山の人達の生活が豊かに、みんなが幸せになるなら、それに越した事は無い。


だがな。



経済優先の、所謂旧式の彼らの豊かさへの意識には、環境的な配慮がほとんどないのが現状。

勿論、いろいろと心を砕いている方達も多いんだけど。


だけど、圧倒的に物凄い人口が、豊かさ便利さに向かってすでに動き始めて仕舞っている。それはもう、なりふり構わずにも見える。

「ココシリ」という映画の中に、密猟をしている農民一家の長が「昔は放牧をしていた。だけど、すべて砂漠になってしまった。食べるために密猟している」と言う場面があった。

チベットの雄大な自然は、とうの昔に砂漠化が始まっていたのだ。中国やインドが近代化する以前から。


最近封切られた「ルオマの初恋」という映画でも、中国雲南省の棚田で有名な地方に暮らす少数民族の少女が、「山の上から湧き出る水が、年々少なくなっている」と言うシーンがある。


南極でも北極でも氷が解け始め、今まで誰も見たことの無い景色が広がり始めたそうだ。


20世紀の終わりに、一体何が「降りて」来たんだろうね。

それが目に見えないものだと、どうして当時は考えられなかったんだろう。


ここ10年あたりでの、人々の精神的な荒廃を考えると、それこそ変な電磁波でも降り注いで来てるんぢゃ無かろうかって、本気で思うよ。

ホント、最近変な事件が多すぎだよ。

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