花吹雪が熱風に乗って舞散るのだ の巻
2007年8月21日 エッセイ
介護当番の日、実家に付いたら既に洗濯物が庭に乾された後だったので、とりあえず臭いを確認してみた。
かーちゃんは認知症なので、日常の些細な事柄に支障を来たし始めてしまい、よく洗剤を入れないで洗濯してしまうのだ。
この所尿モレも酷いので、ただ洗っただけでは臭いは取れない。んで、当然洗い直しとなる訳なんだけど、この日は無事に洗剤が入れられたようだったので、とりあえずは乾くのを待つだけでよかった。ホッと一安心。
お盆最中に近くの熊谷が40・9度なんていう今までの日本がかつて経験した事の無い猛烈な暑さに見舞われ、わしの実家も日中は出るに出られない程の暑さに連日襲われている。
思わずかーちゃんと「インドって毎日こんな感じかすらねぇ」とか言って見たり。
昔はよく自分の物差しで人を見てああだこうだと文句ばかり言っていたお方だけど、いざ自分が経験するとようやく理解出来るみたいで、今は「暑い国の人達が昼寝するのがよく解る」とか言ってる。
暑い国の人達がシエスタやらの休息時間を設けてる話を聞くと、「なんなの、昼寝なんかして。怠け者なんだから」とかイヤミなイジワル発言してた人なんだがのぉ。
ボケてようやく、人の身になって考える事が出来る様になったのかすら・・・。
そうこうしている内に、あっと言う間に洗濯物はガンガン乾いてしまう。ばあさんもセッセと水分を取るので、セッセとお漏らしをする。(号泣
暑いから尿取りパットや紙パンツは嫌ぢゃと駄々捏ねるし、これで十分よっと折りたたんだトイレット・ペーパーをパンツに当ててるからもう、おまたが信じられない状態になっちょるよっ!
まぁ、マメに洗えば良い事さっ。ババアもマメにシャワー浴びさせて、疲れさせて口も聞けない状態にしてしまえばいいのさっ、と気を取り直して乾いたバンツを取り込もうとしたら・・・
わしの手元からフワフワと白い物が舞い上がり、風に乗って庭の外へとハラハラと散って行くぢゃないのっ!!!
なにこれっ?
あ・・・、あの、例の、おまたに挟んだトイレット・ペーパーを捨てずに一緒に洗っちまったのだな、こりゃっ!
折りよく吹いてきた熱い風に乗って、大量の紙吹雪が入道雲の湧き出た青空に舞い上がって行く。
ひらひらと、フワフワと、舞い上がる一陣の紙吹雪。なんて詩的な今日のワタクシ。
しかし、この紙がどこぞの誰かの頭の上にでも乗っかった日にゃ・・・ねぇ。
まさか、80婆のおまたに挟んでた紙なんすよとも言えないし・・・
いゃあ、あまりにヤバイんだけど、紙を落とさないでは取り込めないので、暑い中バラバラ叩いてましたよ。
洗いなおしてもよかったんだけど、なんかもう、可笑しくて可笑しくて。
「どっかのエロ爺通りかからないかなぁ」とか、「教えてやるのになぁ、お前の大好きなおまたに挟んだ紙だぞ」とか言って、二人で下品にゲタゲタ笑ってたわい。
やっぱり摂氏40度って、脳みそ溶かすんだわ、きっと。
かーちゃんは認知症なので、日常の些細な事柄に支障を来たし始めてしまい、よく洗剤を入れないで洗濯してしまうのだ。
この所尿モレも酷いので、ただ洗っただけでは臭いは取れない。んで、当然洗い直しとなる訳なんだけど、この日は無事に洗剤が入れられたようだったので、とりあえずは乾くのを待つだけでよかった。ホッと一安心。
お盆最中に近くの熊谷が40・9度なんていう今までの日本がかつて経験した事の無い猛烈な暑さに見舞われ、わしの実家も日中は出るに出られない程の暑さに連日襲われている。
思わずかーちゃんと「インドって毎日こんな感じかすらねぇ」とか言って見たり。
昔はよく自分の物差しで人を見てああだこうだと文句ばかり言っていたお方だけど、いざ自分が経験するとようやく理解出来るみたいで、今は「暑い国の人達が昼寝するのがよく解る」とか言ってる。
暑い国の人達がシエスタやらの休息時間を設けてる話を聞くと、「なんなの、昼寝なんかして。怠け者なんだから」とかイヤミなイジワル発言してた人なんだがのぉ。
ボケてようやく、人の身になって考える事が出来る様になったのかすら・・・。
そうこうしている内に、あっと言う間に洗濯物はガンガン乾いてしまう。ばあさんもセッセと水分を取るので、セッセとお漏らしをする。(号泣
暑いから尿取りパットや紙パンツは嫌ぢゃと駄々捏ねるし、これで十分よっと折りたたんだトイレット・ペーパーをパンツに当ててるからもう、おまたが信じられない状態になっちょるよっ!
まぁ、マメに洗えば良い事さっ。ババアもマメにシャワー浴びさせて、疲れさせて口も聞けない状態にしてしまえばいいのさっ、と気を取り直して乾いたバンツを取り込もうとしたら・・・
わしの手元からフワフワと白い物が舞い上がり、風に乗って庭の外へとハラハラと散って行くぢゃないのっ!!!
なにこれっ?
あ・・・、あの、例の、おまたに挟んだトイレット・ペーパーを捨てずに一緒に洗っちまったのだな、こりゃっ!
折りよく吹いてきた熱い風に乗って、大量の紙吹雪が入道雲の湧き出た青空に舞い上がって行く。
ひらひらと、フワフワと、舞い上がる一陣の紙吹雪。なんて詩的な今日のワタクシ。
しかし、この紙がどこぞの誰かの頭の上にでも乗っかった日にゃ・・・ねぇ。
まさか、80婆のおまたに挟んでた紙なんすよとも言えないし・・・
いゃあ、あまりにヤバイんだけど、紙を落とさないでは取り込めないので、暑い中バラバラ叩いてましたよ。
洗いなおしてもよかったんだけど、なんかもう、可笑しくて可笑しくて。
「どっかのエロ爺通りかからないかなぁ」とか、「教えてやるのになぁ、お前の大好きなおまたに挟んだ紙だぞ」とか言って、二人で下品にゲタゲタ笑ってたわい。
やっぱり摂氏40度って、脳みそ溶かすんだわ、きっと。
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