大阪+

ISBN:4901477331 単行本 森山 大道 月曜社 2007/06 ￥1，901
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なんやら、ようわかりまへんが、わし、このたび大阪へ仕事で行くことになりましてん。

へえ、いつもやってるデイの音楽倶楽部の大阪出張を依頼されたんですわ。


依頼してくれはった方とはネットで知りおうたんです。前から会いたい会いたいとお互い言ってましてん。で、ようやくあちらさんの方からわざわざ東京まで来てくれはって、わしのデイを見学なさったんですわ。で、食事しながら話してたら、なんとぼんぼん先生のおばあちゃんが10年前にやってはったママさんコーラスの先生でしてん。

そりゃもうびっくりしますわ。なんでもそこのママさんコーラスで10年前に先生達のトラブルがあって、おばあちゃんは友達に引っ張られる形で無理やり止めさせられたらしいんですわ。だけどおばあちゃんは止めたくなくて、先生との交流はずっと続いていたそうだす。

だからぼんぼん先生が亡くなられた時には、ホンマに良い子でしたんですよ〜と、その方の膝にすがって泣いたんだそうですよ。

直ぐその場で亡き先生のお宅に電話したらおばあちゃんが出はって、後は皆で涙涙でしたわ。

おまけにその方のお子さんが東京で暮してて、住所聞いたらわしんトコから歩いて直ぐのとこだした。お孫さんが産まれはったんは、わしが音楽倶楽部で行ってるもう一つの病院の産科ですと。


なんでやねん。なんで、そうなるんや。


人生、いつ何処で、誰とどんな繋がり方してるか、ホンマにわかりまへんなぁ。

気ぃつけな、あきまへん。

・・・、わし、すこし大阪弁が移ったんべか?


と、いう事で。

関西方面のあなた。お会いできる日は、意外と近いかも知れませんぞ。

ぼんぼん先生・堅ちゃん・中迫剛・仕事。

わしの嬉しい事は、何故か大阪方面から来る事が多い。