かーちゃんは、ボケているくせに、時々意地が悪い。

というか、あの人の素材が「意地悪」という物質で出来ているんじゃないかとさえ思う。

元々、ボケる前から意地は悪かった。人を陥れるような言葉を平気で吐いて、その責任を取らなかったし。

だけど、とってもお間抜けなので、子供達はその言葉を鵜呑みにしてヘコんだりグレたりする事は、少なかった。まったく無いとは言えなかったけど、いちいち振り回されている訳でもなかったさ。

もしそうなら、わしらはとっくに心身を病んでしまい、こんなブログを書くことすら出来無いでいただろう。

彼女の言葉や態度にいちいち振り回されず、適当な距離が取れたのは、その態度や言葉の中に、見事なまでの「穴」が開いていたからだ。


昔から、彼女は人種差別的な発言を繰り返した。でもその一方で、映画やドラマで黒人が差別されているのを見ると「可哀想ねぇ、なんでアメリカ人はあんな可愛そうな差別をするんかねぇ」と言ったのだわ。

明らかに、アホだ。

自分は朝鮮人や中国人を差別する発言をしながら、他国の人を批判する。


「私はいいのよ、でも、あなたはね」

こうやって、自分を棚に上げてしまうと、見えるモノも見えなくなってしまう。


批判の目は常に自分自身にも向けて居ないと、成長出来無いよなぁ。

そうやって、自分をきちんと見ない人が、自分の病気を重くするのかも知れないよなぁ・・・

とは言っても、まだわしも時々はその言葉に振り回される。

相手の言葉にいちいちムカツクという事は、相手の存在が自分にとって、まだまだかなりの影響力を持っている証拠でもある。


この一年で、それも随分とクリア出来たのだが、先日一寸グレかかってしまった。

いつもの様に夕方安否の確認を兼ねて電話をした所、唐突に「まったく毎日煩いなぁ。いちいち電話掛けてくるんじゃないわよっ。こっちだって用事があって、手が離せない時が有るんだから」と言われたのだ。

少し状態がいいんだろうか? それともタダ単にテレたんだろか?

本当に煩いと思ったんだろうか・・・

実を言うと、物凄くシヨツクだったのだわ。


このババァ、人が下手に出てりゃ逆上せ上がって〜と、こちらのほうが頭に血が上ってしまった。


いゃあ、久々に。

拒絶されて頭に血が上るってのは、それだけ悲しかったっていう証拠なんだよなぁ・・・(T_T)


自分の中に、まだこんなに「おかーさーん」っていう気持ちが残ってたのかっという、新たな発見でもあった訳だが・・・


クソババアっ、今度会う時は、テメェの葬式の時だっ!という、昔よく吐いた捨て台詞を吐くほどには、幼くない自分が居たのも事実。

「あらまぁ、そんなイヤミ言わなくてもいいでしょ。何でそんな事言うのよ。人がせっかく心配してやってるんだから、大人しく電話に出ればいいのよ。じゃあねっ!」ガッチャーン。


う〜む。わしも、まだまだぢゃなぁ・・・

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