はて、こんなチンプな作品だったっけ・・・?
公開時は、たしか劇場まで観に行った筈。で、物凄く面白かった覚えがあるのに・・・。
今観直してみたら、なんか物凄い誤解を招く表現があったり、ベトナム戦争で夫を失った寡婦に対する、何となくイヤミな表現があったりして、作品自体から一種の悪意を感じてしまったよ。
勿論それは私の一方的な見方に過ぎないのかも知れないんだけど、性同一障害者に対する「ジキル博士とハイド氏」的精神病を思わせる表現や、欲求不満の中年女は、見知らぬ男とのアブナイ関係で興奮するとか、なんかねぇ・・・。
当時の監督夫人ナンシー・アレンのピチピチした肢体をこれでもかっと前面に出されて自慢されているようでもあり・・。
まぁ、これは穿った見方なんだがの。
19歳の息子を持つ母親が、皺の目立つ顔しててもまだまだ女を捨て切れない所とか、外見は男に生まれてしまった性同一障害者が、自分の「雄」の部分に嫌悪する様とかをもっと細かく描いていたら、この作品は物凄く今日的な傑作になる可能性を持っているのに、勿体無いっっ!
だけどこれが、1980年時点での限界なんだろうね。
元々の脚本を、会社のお偉方に捻じ曲げられた可能性もあるし。
迷路の様な美術館の中を、二人の男女が追いつ追われつしながら感情を高めていく官能的なシーンとか、サスペンスとしての見せ場は一杯あるのになぁ。
外国の作品のリメイクなんかしてる間に、自国の良いものをもっと深く掘り下げてみた方がいいと思うんだけどね。
余談だが、これ観てたらふと、80年代の前半に活躍したアメリカの男性ファッション・モデルがエイズに感染してるのを知った時の事を思い出した。
彼は余りのショックにパニック状態から全てがナゲヤリになってしまい「今度仕事で日本に行くから、相手かまわずセックスして染しまくってやるっ」と言ったのだとか。
思えばこの映画と同じような時期だったよなぁ。その彼が今どうなっているのか、また彼と関係があった人達がどうなったのかなんて、わしの知ったこっちゃないんだが・・・
その頃からは想像が付かない程、今はお手軽にセフレが選べるようになった日本でも、こんな人がいないとは、断言出来無いよね。
ご注意っ!って大きなお世話だね〜
公開時は、たしか劇場まで観に行った筈。で、物凄く面白かった覚えがあるのに・・・。
今観直してみたら、なんか物凄い誤解を招く表現があったり、ベトナム戦争で夫を失った寡婦に対する、何となくイヤミな表現があったりして、作品自体から一種の悪意を感じてしまったよ。
勿論それは私の一方的な見方に過ぎないのかも知れないんだけど、性同一障害者に対する「ジキル博士とハイド氏」的精神病を思わせる表現や、欲求不満の中年女は、見知らぬ男とのアブナイ関係で興奮するとか、なんかねぇ・・・。
当時の監督夫人ナンシー・アレンのピチピチした肢体をこれでもかっと前面に出されて自慢されているようでもあり・・。
まぁ、これは穿った見方なんだがの。
19歳の息子を持つ母親が、皺の目立つ顔しててもまだまだ女を捨て切れない所とか、外見は男に生まれてしまった性同一障害者が、自分の「雄」の部分に嫌悪する様とかをもっと細かく描いていたら、この作品は物凄く今日的な傑作になる可能性を持っているのに、勿体無いっっ!
だけどこれが、1980年時点での限界なんだろうね。
元々の脚本を、会社のお偉方に捻じ曲げられた可能性もあるし。
迷路の様な美術館の中を、二人の男女が追いつ追われつしながら感情を高めていく官能的なシーンとか、サスペンスとしての見せ場は一杯あるのになぁ。
外国の作品のリメイクなんかしてる間に、自国の良いものをもっと深く掘り下げてみた方がいいと思うんだけどね。
余談だが、これ観てたらふと、80年代の前半に活躍したアメリカの男性ファッション・モデルがエイズに感染してるのを知った時の事を思い出した。
彼は余りのショックにパニック状態から全てがナゲヤリになってしまい「今度仕事で日本に行くから、相手かまわずセックスして染しまくってやるっ」と言ったのだとか。
思えばこの映画と同じような時期だったよなぁ。その彼が今どうなっているのか、また彼と関係があった人達がどうなったのかなんて、わしの知ったこっちゃないんだが・・・
その頃からは想像が付かない程、今はお手軽にセフレが選べるようになった日本でも、こんな人がいないとは、断言出来無いよね。
ご注意っ!って大きなお世話だね〜
コメント