アン・バランス

2006年11月15日 音楽
最近、どうしたことか、堅ちゃんのファースト・アルバムがマイ・ブームだ。

2000年に堅ちゃんに開眼した時は、どうしても聴けなかったこのアルバムが、今は一番聴きたいと思う不思議。

何故聴けなかったのかというと、単純にこのアルバム自体を「ヤカマシイ」と感じたから。

彼の歌い方も若さゆえに力がこもっり過ぎていて、心身ともにボロボロだったあの頃のわしには、バワーが強すぎたのかも知れない。

・・・こもっりって・・・、もっこりでもあるまいに・・・。文章書いてて咬んでどないするんぢゃ、われ。

勿論今聴いててもパワフルだなぁ、やりすぎだなぁと感じる部分は多い。だけどこのパワーこそが、平井堅の魅力でもあるんだよね。


全体的にアレンジをもう少し変えてみても良いかなと思う楽曲が多い気もして、確かに荒削りなんだけど、いい曲は多い。

特に最後に収録されてる「STAR」なんか、今の30代半ばになった平井堅でもう一度歌い直してみてもいいんじゃないのとさえ思う。

このまま、「ファースト・アルバムの最後の曲」で終わらせるには勿体無さすぎるよなぁ。

11年前の作品群を、ひと時代築いた後の堅ちゃんに、セルフ・カバーして欲しい。勿論全部じゃないけどね。

それに一年前の「POP STAE」のウインター・バージョンも、ドラマの中で流されただけで、知らない人も多いだろう。あれを形として残さないのも、なんとも勿体無いなぁ。

心や身体が弱っていると、元気な声や励ましがとても辛く感じるものだ。

自分としては、このファースト・アルバムを元気に聴ける様になったのが、なんだかとても嬉しいや。

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