随分前の話だが、大好きな人と場所が三つ重なって大喜びしてたら、実際作品となって出来上がった物が酷くツマラナイ代物でガッカリした覚えがある。

大好きな岸谷五朗と、その当時大好きだった香取慎吾と、今も大好きな香港が舞台の「香港大夜総会」(確かこんな題だったハズ)の事だがの。

んで、今回も、かなり警戒していた。

大好きな藤枝梅安と、今も変わりなく大好きな岸谷五朗と、今まさに絶好調に好きな浜田学が合わさった土曜ドラマの話。


だけど、ああ、なんとか及第点は越えたかな。

昔の「光と影」を強調したフィルムの映像には遠く及ばないものの、岸谷五朗が程良い感じに年を重ねてくれてるし、自ら「親子揃ってチンピラ顔」とのたまう時代劇の悪役二世浜田学が、お父さんに負けない悪人面でバカ若様を好演してた。

ただ風邪引いてたのか、微妙に鼻にかかったかすれ声が残念といえば残念だがの。


学ちゃんったら、ちょっと「功名が辻」をお休みしたと思ったら、こんなドラマを撮ってたのね。忙しいねぇ。

岸谷五朗とは、昨年のWOWOWドラマ「アウト・リミット」でも仇同士をやってるんだけど、あの時のゲイでサイコな殺し屋の役もハマってたよなぁ。


まぁ、難を言えば、学ちゃんも仕掛け屋役になって欲しかったんだがの。

次回に期待ぢゃ。

しかし、今回の梅安、食にこだわってましたなぁ。

何気ないフロフキ大根や湯豆腐が妙に美味しそうで。

んで、ついついその後我が家でも真似して作ってみたりしたぞ。

大根を丸々一本輪切りにして、大鍋で鶏の腿肉と煮る。味は昆布と少しの砂糖と味醂のみ。もっともドラマの中は大根のみだったのだが・・・。

それを、田楽味噌やポン酢醤油や粒マスタードなど、好みの味で頂く。

勿論ぐい飲みには、米焼酎。

湯豆腐には、やっぱ絹豆腐だわな。

特別にサバの味噌煮もつけてみますた。大根を時々この味噌にからめて食べたりしてな。

これらを食しながら、夜は映画「蝉しぐれ」を観る。

すっかり御江戸気分になってしまった一日。おまけに梅安の仲間彦さんの作る房楊枝が浅草の浅草寺あたりでしか買えないという設定だったのも、今日知った。

仲見世で仕事してるのが嬉しいと感じるひと時。

単純だなぁ、わし。


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旅人さん

何となく気になって、リンクさせて頂きました。どうぞ宜しくお願いします。

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