BENT 堕ちた饗宴
BENTって何だ?と思い調べてみたら「買収・心を傾ける・熱心な」という言葉の他に「ヒースなどの雑草の生い茂った枯れ野原」とあった。

ほんではもしVENTと間違って発音したらどうなるの?と再び辞書を引いてみる。

そしたら「感情の捌け口・背広を着易くする為に背中の裾や脇裾に入れるスリット・空気穴」とある。

う〜む、これも言いえて妙だわなぁと思っていたら、もう一つあった。

「動物や虫などの排泄孔」

・・・深読みしすぎかすら、わしってば・・・


これは第二次世界大戦の時、ナチのゲシュタポにゲイであるというだけで収容所送りになった人達のお話だ。

極限状態に置かれても、人は人を人として愛する事が出来るという、一種の希望を描いた作品でもある。

元々が舞台劇だし、監督も舞台監督をやっていて商業映画はこれがデビュー作の人なので、登場人物やセットなどはとてもシンプルで舞台っぽい。

でも主役の2人がリアリティを出すために見事にやせ細って見せる姿は、やはり映像ならではだ。

あのでかくて逞しいクライブ・オーウェンの細いぼんのくぼが、ホント痛々しい限りだよ。

個人的にはもう少し濃厚な絡みのシーンがあってもよかった様に思うがの。映像的に。(^^ゞ

男2人が横並びに立ち、言葉だけでお互いを愛撫しセックスをするシーンでは、不謹慎ながら先に「クローサー」を見てしまっていただけに、ちょっと思い出し笑いをしてしまいますた。

すみません。(って誰に?

このシーンが作品の重要なポイントなのにねぇ・・・

しかし、さすがにわしが「祭り」を開催しているだけに、主役のクライブ・オーウェンはいい役者だわ〜。

今のところ、これってビデオのみなんだよねぇ。

早くDVD化されないかすら。

つーか、新宿TSUTSYA、このビデオをジュード・ロウのコーナーに置くの止めてんか。


確かに出てはいるけどさぁ・・・


DVDになった折にはクライブ1人の名前だけでOKだと思います。(だから誰に・・・

ミック・ジャガーお爺さんのドレス姿には、もうそんな衝撃でもなんでもない自分にびっくらしますた。


時代的に、男がドレス着てたって何とも思わない時代になっちまったんだよね。


なんでゲイが差別されたの? とも思うし。

だから早く「なんで別の部族や宗教だからって差別するの?」っていう時代になって欲しいのココロよ。

先は長そうだけどねぇん。

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