DVD 松竹 2004/01/24 ¥3,990
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今日は、お江戸の町で初めて「東海道四谷怪談」が上映された日だとか。

「仮名手本忠臣蔵」の外伝として作られ、初演の時は2日掛りで忠臣蔵と交互に上演されたんだとか。

今では年末の風物詩になってる忠臣蔵も、この時だけは真夏に上演されたのだな。暑かったろうねぇ、あの格好では。

これはお芝居なので、元々のお話とは違う。

元の話があって、それに色々なエピソードをくっ付けたり人物を変えたりしているので、出来上がった時には元の話なんか「原案」位でしか痕跡をのこしていなかったりする。

この「東海道四谷怪談」もそうだ。

「仮名手本忠臣蔵」がそうなんだから、その外伝であるこちらのお話なんか、もっと変化しているはず。

で、よく言われるのが「お岩様の祟り」。

映画や芝居でこのお話をやる時には、なからず四谷のお岩様にお許しを乞う為の儀式なんかをしている姿が報じられるのだが・・・。


元々が全然違うお話なのだよ。

お参りに来られたって奉られてるお岩様も困るべな。

勝手に赤穂浪士の関係者にされてもねぇって。

もしかしたら、このモデルになった女性の家は、赤穂と敵対する吉良方のお人だったのかも知れないし・・・

そしたら怒るのも、もっともかもだ。


まぁ、触らぬ神に祟りなしだよね。

クワバラクワパラ・・・・・・

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