タップ

2006年5月15日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/03/25 ¥3,990
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13日の夜、池袋までジミー・スライドのタップダンスを見に行って来た。

ジミーはもう随分な高齢なはずなのに、なんと軽くステップを踏んでることか。力が抜けてるのよ、みごとなまでに。


歩くのと同じくタップを踏んで居るので、物凄く自然。わざわざ自分から難しい事を語る必要もなく、後輩達の踏むタップにもいちいち偉そうな態度も取らず、「やってごらん、自分の心のままに」って感じで見てる方も気楽に見られた。

昔むかし、わしと師父が趣味でタップダンスをやってた頃にまだ小学生だった子供らが、いつの間にか大人になっちゃってダンサーとしてこの公演に参加してる。

偉いぞみんなっ。それぞれの道を頑張ってすすんでるんだね。

わしは生来骨が柔らかくて、あんまり激しい運動には向かない体をしている。らしい。

別に難病とか骨粗しょう症ではないんだけどね。どちらかと言うとしっかりとした硬い骨ではないらしいのさ。

んで、タップも一年半ばかしでドクター・ストップがかかった。腰と膝の軟骨が潰れてしまったのだ。

普通の生活を送るにはなんの支障もない骨なんだけど、激しい運動には耐えられない。重い荷物や身体にも耐えられない。


だから重たい荷物を扱う仕事が無理しても出来る人を見ると羨ましくなる。がっちりとした肉体を作れる人も。

今回の公演でも、一際光るダンサーがいた。若くて「自分、動いてないと死んじゃうんスよっ」的な激しいタップを踏んでいたっけ。

まるで若い頃の師父みたいだ。いいねぇ、若い躍動する肉体は。

・・・なんか目的が違う気もするがの・・・(^^♪

見ながらつくづく思ったんだけど、タップや太鼓やらの音の出る物って、何でこんなにも聞いてて気持ちがいいんだろか。

いろいろなリズムが調和して響く音の波の心地よさ。

誰でも身体の中に、常に一定のリズムを刻む心臓という楽器を持っているからかも知れないね。

そういゃあ、この写真の映画「タップ」にもジミー・スライドは出演してます。興味ある人は是非見てね。元気になれるよ。

サミー・ディビスJrもグレゴリー・ハインズも故人になっちゃったけど、この時サミーの孫役で出てたセヴィオン・グローバーも来日公演してたんだってね。

あああ〜、うっかりしてたわい。

まっ、しゃーないな。これも御縁。またいつか見られるでしょう。

しかしだ。

GWの浅草仲見世連日大混み大繁盛に加えてかーちゃんの日帰り介護にデイにと、先週からなんだか休みらしい休みもなく動き回り、加えて土曜日は慣れない横浜そごうで半日過ごし、夜はタップを見て遅くに帰り、次の日も仲見世。

やっとこのんびりの今日は、朝から鼻水止まりません。(/_;)

花粉っていうよりかは、やっぱ疲れよね。

ホント、もう無理は効かないお年頃なんだわなぁ。

トホホ

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