モダン・ミリー

2005年9月30日 映画
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2004/11/26 ¥2,090
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♪ベイビィ・フェイス〜♪ と耳馴染みのある楽曲はこの作品がオリジナルなのか?

と言うほど、わしゃこの作品を知らなかったクチなんだけど、いゃあ、ヘンテコで面白かった。

上映当時は全くと言っていいほど評価されず、むしろコテンパンに酷評されたと聞くが、今観ると変にぶっ飛んでて楽しいミュージカルだ。

むしろ作るのが早すぎたとしかいいようが無いなぁ。

タップを踏まないと動かないエレベーターとか、イカニモって感じのコテコテ・ステレオタイプの中国人とかねぇ。

特にタピオカという名前のステップを踏むシーンなんかはその後に続くロッキー・ホラー・ショーの一場面を彷彿とさせてしまう。

まるで青池保子のハチャメチャ漫画そのものだよなぁ・・・。

そのステップを率先して踏んでいるのは、只今上映中の「チャーリーとチョコレート工場」にも出ているジェームス・フォックス。彼が爺さんになった姿しか知らない人には、この女装も辞さない美青年ぶりにビックラするかもね。

ジュリー・アンドリュースの元気な女の子姿もいいけど、一番の儲け役は未亡人役のキャロル・チャニングだ。

大切なのはお金じゃないのよ。と優しくミリーを諭す姿には余裕もあるけど、なにより自然態なところがいい。

このオバハンの様に、人生を目一杯楽しんで生きて行こうと思うよ。

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