DVD ポニーキャニオン 2004/06/16 ¥3,990
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実は、バート・レイノルズのファンだったりする。
インディオとイタリアの血が混じり一見何人か判らないのも魅力だし、なんと言ってもこの人はむっさいおじさん風情をしながらも、とっても明るくてお茶目さんなのだ。
とまぁ、熱く語るのは「ブギー・ナイツ」までとっといて。
なんで今この映画の話をするのかというと、この話の舞台がニューオリンズだから。
映画の冒頭で、主人公がささやく言葉を聞いて「ヘェー」となったのを、ニュース映像を見て思い出したからなのだ。
広大な湿地帯を埋め立てて人工的に作られた街ニューオリンズは、だから関節の病気を患う人が多い。
確かこんなで出しだった筈。
あのあたりは乾いた所だとばかり勘違いしていたけど、そうか湿気の多い場所だったのかと、変に感心したのだ。
制作した人達の、街に対する愛着を感じる映画だったっけ。なんか話はどうでも、あの街と音楽に対する描写が独特で印象に残った作品だった。
映画自体は、期待しないで観ると、結構儲けもんな作品です。
エロいシーンを期待すると「あらら・・・」とそがれてしまうのだが、さすが一流モデルのサフロン・バロウズの身のこなしと、何気ないけど洗練された着こなしに見惚れるのにはいいかも。
こんなに純な青年だって、アメリカにはまだちゃんといるんだぞって主張もあるし。(笑
それに壮年親爺達の「女って奴はペニスが無いから自己中心的になるんだっ」という訳の判らないぼやきも、世界共通なんだろかねと可笑しくて笑えるし。
という事は、男はいつも自分の「息子」と対話しながら折り合いをつけて生きているっていうのかね・・・?
大変だねぇ。
しかし、このロケで使われた美しい街並みが、今は殆ど水に浸かってしまったとは・・・
沼地の面積が日本の本州に匹敵すると聞いて、ホントにアメリカって広いんだなぁと、今更ながらに思い知ったよ。
この映画の最後は舞台となった沼地を延々と映して終わるんだけど、その時の効果音が最高にいい。サントラが出てたら買いたいとさえ思った程だ。
それはただ静かに沼地の音を収録したもので、何かが跳ねたり浮かんで来たりする水音や、名前の判らない鳥か何かの鳴き声が聞こえて来たりする中で、一番気にいったのが雨が水面を打つ音だった。
土に降りつける音とは違う、水と水のぶつかり合う音が、あんなにも落ち着くものだとは思わなかったのだ。
この映画を作った人達はその事を知っていて、あえて楽器の音を入れず、自然の音だけでエンディングを飾ったんだろう。
曲の入れ方や音の選び方に、妙にセンスを感じる映画だったっけ。
今はその静けさの中に、沢山の人達が眠っている。
合掌。
ブッシュよ、早よ失脚せい。
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実は、バート・レイノルズのファンだったりする。
インディオとイタリアの血が混じり一見何人か判らないのも魅力だし、なんと言ってもこの人はむっさいおじさん風情をしながらも、とっても明るくてお茶目さんなのだ。
とまぁ、熱く語るのは「ブギー・ナイツ」までとっといて。
なんで今この映画の話をするのかというと、この話の舞台がニューオリンズだから。
映画の冒頭で、主人公がささやく言葉を聞いて「ヘェー」となったのを、ニュース映像を見て思い出したからなのだ。
広大な湿地帯を埋め立てて人工的に作られた街ニューオリンズは、だから関節の病気を患う人が多い。
確かこんなで出しだった筈。
あのあたりは乾いた所だとばかり勘違いしていたけど、そうか湿気の多い場所だったのかと、変に感心したのだ。
制作した人達の、街に対する愛着を感じる映画だったっけ。なんか話はどうでも、あの街と音楽に対する描写が独特で印象に残った作品だった。
映画自体は、期待しないで観ると、結構儲けもんな作品です。
エロいシーンを期待すると「あらら・・・」とそがれてしまうのだが、さすが一流モデルのサフロン・バロウズの身のこなしと、何気ないけど洗練された着こなしに見惚れるのにはいいかも。
こんなに純な青年だって、アメリカにはまだちゃんといるんだぞって主張もあるし。(笑
それに壮年親爺達の「女って奴はペニスが無いから自己中心的になるんだっ」という訳の判らないぼやきも、世界共通なんだろかねと可笑しくて笑えるし。
という事は、男はいつも自分の「息子」と対話しながら折り合いをつけて生きているっていうのかね・・・?
大変だねぇ。
しかし、このロケで使われた美しい街並みが、今は殆ど水に浸かってしまったとは・・・
沼地の面積が日本の本州に匹敵すると聞いて、ホントにアメリカって広いんだなぁと、今更ながらに思い知ったよ。
この映画の最後は舞台となった沼地を延々と映して終わるんだけど、その時の効果音が最高にいい。サントラが出てたら買いたいとさえ思った程だ。
それはただ静かに沼地の音を収録したもので、何かが跳ねたり浮かんで来たりする水音や、名前の判らない鳥か何かの鳴き声が聞こえて来たりする中で、一番気にいったのが雨が水面を打つ音だった。
土に降りつける音とは違う、水と水のぶつかり合う音が、あんなにも落ち着くものだとは思わなかったのだ。
この映画を作った人達はその事を知っていて、あえて楽器の音を入れず、自然の音だけでエンディングを飾ったんだろう。
曲の入れ方や音の選び方に、妙にセンスを感じる映画だったっけ。
今はその静けさの中に、沢山の人達が眠っている。
合掌。
ブッシュよ、早よ失脚せい。
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