DVD アスミック 2004/03/12 ¥4,179
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師父にはお気に召さなかったらしいこの作品。わしは良いと思う。

なんと言っても子供向けで良質な内容だからだ。

それにこのシリーズは、一貫して親が子を思う強さを描いているので、親の心子知らずな子供も、いつかはその思いに気付いてくれるといいなとか思ってしまうのだ。

ゲームに対する描写の仕方やらに不満を持ったのかも知らないが、師父はこれが「子供映画」だという事を基本的に忘れている。

義妹の一件やイベントの準備などで緊張してて、この作品の中のメッセージを受け取る余裕も無い時期に観てしまったのかも知れないっつーか、一体何時観にいってたんだかな。

多分奴は「3D」の飛び出す画面に釣られて行っちまったに過ぎないんだろ。

ああ、情けない・・・

まぁ、主演のアントニオ・バンデラスが「ようやく自分の子供に見せられる作品に出られた」と言うように、これはあくまでも「子供映画」なんだわ。

古きよき時代のディズニー映画を観るようだよ。

この中には、老人介護をする人達や中途で身障者になってしまった人達や、長く喧嘩している人達や、事件の加害者としての罪悪感から自分自身を貶めてしまう人達に対しての、前向きなメッセージが込められている。

アザトイと感じてしまう人もいるのかも知れないが、時にはこういう作品を作るのも、決して無駄ではないなぁと思う。

今回出番は少ないながらも、物凄く楽しそうなバンデラスも可愛い。

人の繋がりは、血だけではないよね。こういう救いのある作品は、やっぱ必要。

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