DVD 角川エンタテインメント 2004/06/11 ¥4,935
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「赤ちゃんに乾杯」の監督が撮った女性応援映画というか、女の本音映画。

まぁ観てくれって感じで、あまりなんやら言いたくないし、先に聞くと勿体無い感じもするよ、きっと。

これを観て、男性陣の中に少しでも変化が現れたらいいなと、真摯に思う。

というか、これで何も感じなかったら、もうその時は「先がないぞ」状態だよな。うん。

という事で、強くお勧めですっ。

しかしだ、これ観て予ねてから持っていた疑問が一つ晴れたのは、何とも嬉しい限り。

中学生の頃に「O嬢の物語」を始めて読んで、なんでこの女達はこんなに自分から進んで奴隷に成りたがるんだろかっていうのが不思議でならなかったわしだ。あのロワール城なる所でアメとムチ(文字通り鞭ッス)で激しく優しく調教されたら、自分もこんな素直な性奴隷女になっちまうんかいなと理解不能でずっと疑問だったんだけど、この作品を見て一気に問題は解決されたよ。

ファンタジーはあくまでファンタジーであって、それだけで存在価値があるんだって事だ。

ファンタジーだからこそ、人々はそこで遊び妄想し、また現実との折り合いを付けて日々生きて行く訳だしね。

その切り替えがキチンとついてこそ「大人」って言える訳で。

文学的なお遊びだからこそ、あの物語は沢山の人に読み継がれて来たんだわな。

現実にあんな事が行われてたら、その時そこにいる女性達の気持ちはどうよ。

その答えの一つがここに有る。

絶対観てねん。

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