デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
2005年6月17日 映画
DVD エスピーオー 2003/11/28 ¥4,179
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作品についての情報を何一つ入れないで劇場で見た時に「ファイナルデスティネーション2」と書かれた原題を見て「いきなり続編ッスか」とあきれた師父が、そのスピーディな内容をいたく気にいってDVDを買ってしまった映画。
ディーン・ケイン主演のテレビ・ドラマ「スーパーマン」の第一シリーズでクラーク・ケントの助手ジミー役をやっていた美少年マイケル・ランデスが、すっかり良い兄さんに成長してたり、トニー"キャンディ・マン"・ドットがまたまた不気味にナイスな役で出ていたりと、わし的にもかなりお気に入りな作品だ。
ただ、やっぱりこの手の作品は生理的にダメな人もいると思うので、全ての人に勧める訳にはいかない。
特に子供と妊婦と年寄りは止めておいた方が無難。描写はかなり残酷だし、情け容赦が無いから救いも無いし。ショックだよ。
それじゃあなんでこれを紹介するのかと言うとな、面白い効果を発見したからなのだよ。
実は丁度今生理中で、ここ2・3日かなり落ちていたのさ。気が。
んで、明日はデイがあるし行けるかなぁ、洗濯溜まってるのに出来るかなぁとかグタグタと思って居る最中にケーブルでこれを放映してて「ほへ〜」と何気に見てたんだけど、見てるうちに何となく「気」がね、立ってきたのよ。
怖くて残酷な物を見る事で、脳内のホルモン・バランスが変わるってのは散々言われてる事だけど、今回これを実感した次第です。
今週はほんとにもうお腹が痛くて、メソメソグタグダで「私ってば、もう死んじゃってもいいかも」なんてゲッソリしてたんだけど、見終わった頃には「死ぬ時ゃ誰でも死ぬわいっ、それがどうしたっ」ってな感じで、あの鬱鬱とした気分は一体何処へってなもんになっていた。
一種のショック療法なんだわな、きっと。
毎回同じ映画じゃ効果は薄れるだろうけど、ホラー映画にこんな使い方があったなんて、ちょっとびっくりだ。
怖いものなんて全然平気っていう人になら、これはお勧めの一本です。とに角面白いから。
私は宗教的な集団に属するのは大嫌いなタイプだし、お祈りすれば救われるとも思っては居ないけれど、この世には何かしらの力が存在するだろうなぁとは身を持って感じている一人。
それはバランスだ。
ある集団の中に存在する、ある種のバランスは確かに有ると感じている。
それらの均衡をどう保つのかで、自分の運命軸が変わる事も。
辛い事から嫌だ嫌だと逃げていると、それがどんどん大きく辛くなって繰り返しやってくるのに、一旦立ち止まって戦う姿勢を見せたとたんに、その辛かったのがなんでもない物に変わってしまうという事も。
たかだか一時間半の作品の中に、これらの要素を詰め込んで、けっして宗教臭くも説教臭くもせず上手に処理しているのは見事。
ホント人間なんてあっけなく死んじゃうんだから、死ぬ時までは精一杯生きようぜっていう力強いメッセージを感じる。
この作品の監督はスタント・マン上がりの人なんだそうだ。そんな彼の思いもこもってるから、第一作の続編を引き継いで、さらにヒート・アップする作品に仕上げられたのかもね。
ちなみに第一作の「ファイナル・ディスティネーション」を監督したジェームス・ウォンは香港からアメリカに移住した人で、「Xファイル」の脚本なんかを書いた人。香港で活躍する同性同名の大御所とは全くの他人だそうだ。ああ、びっくりしたぁ。
それから、DVDの方には撮影秘話なんかの特典映像も入っていて、結構楽しめます。
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作品についての情報を何一つ入れないで劇場で見た時に「ファイナルデスティネーション2」と書かれた原題を見て「いきなり続編ッスか」とあきれた師父が、そのスピーディな内容をいたく気にいってDVDを買ってしまった映画。
ディーン・ケイン主演のテレビ・ドラマ「スーパーマン」の第一シリーズでクラーク・ケントの助手ジミー役をやっていた美少年マイケル・ランデスが、すっかり良い兄さんに成長してたり、トニー"キャンディ・マン"・ドットがまたまた不気味にナイスな役で出ていたりと、わし的にもかなりお気に入りな作品だ。
ただ、やっぱりこの手の作品は生理的にダメな人もいると思うので、全ての人に勧める訳にはいかない。
特に子供と妊婦と年寄りは止めておいた方が無難。描写はかなり残酷だし、情け容赦が無いから救いも無いし。ショックだよ。
それじゃあなんでこれを紹介するのかと言うとな、面白い効果を発見したからなのだよ。
実は丁度今生理中で、ここ2・3日かなり落ちていたのさ。気が。
んで、明日はデイがあるし行けるかなぁ、洗濯溜まってるのに出来るかなぁとかグタグタと思って居る最中にケーブルでこれを放映してて「ほへ〜」と何気に見てたんだけど、見てるうちに何となく「気」がね、立ってきたのよ。
怖くて残酷な物を見る事で、脳内のホルモン・バランスが変わるってのは散々言われてる事だけど、今回これを実感した次第です。
今週はほんとにもうお腹が痛くて、メソメソグタグダで「私ってば、もう死んじゃってもいいかも」なんてゲッソリしてたんだけど、見終わった頃には「死ぬ時ゃ誰でも死ぬわいっ、それがどうしたっ」ってな感じで、あの鬱鬱とした気分は一体何処へってなもんになっていた。
一種のショック療法なんだわな、きっと。
毎回同じ映画じゃ効果は薄れるだろうけど、ホラー映画にこんな使い方があったなんて、ちょっとびっくりだ。
怖いものなんて全然平気っていう人になら、これはお勧めの一本です。とに角面白いから。
私は宗教的な集団に属するのは大嫌いなタイプだし、お祈りすれば救われるとも思っては居ないけれど、この世には何かしらの力が存在するだろうなぁとは身を持って感じている一人。
それはバランスだ。
ある集団の中に存在する、ある種のバランスは確かに有ると感じている。
それらの均衡をどう保つのかで、自分の運命軸が変わる事も。
辛い事から嫌だ嫌だと逃げていると、それがどんどん大きく辛くなって繰り返しやってくるのに、一旦立ち止まって戦う姿勢を見せたとたんに、その辛かったのがなんでもない物に変わってしまうという事も。
たかだか一時間半の作品の中に、これらの要素を詰め込んで、けっして宗教臭くも説教臭くもせず上手に処理しているのは見事。
ホント人間なんてあっけなく死んじゃうんだから、死ぬ時までは精一杯生きようぜっていう力強いメッセージを感じる。
この作品の監督はスタント・マン上がりの人なんだそうだ。そんな彼の思いもこもってるから、第一作の続編を引き継いで、さらにヒート・アップする作品に仕上げられたのかもね。
ちなみに第一作の「ファイナル・ディスティネーション」を監督したジェームス・ウォンは香港からアメリカに移住した人で、「Xファイル」の脚本なんかを書いた人。香港で活躍する同性同名の大御所とは全くの他人だそうだ。ああ、びっくりしたぁ。
それから、DVDの方には撮影秘話なんかの特典映像も入っていて、結構楽しめます。
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