君に読む物語

2005年2月16日 映画
朝っぱら大きな地震でたたき起こされ、朝食準備中には長〜い受信で用紙切れを起こしたファックスに、コンロの火を気にしつつ新しい用紙と交換し、雪混じりの雨の中映画開始時間に間に合わないと急いでいれば、狭い一方通行をエライ勢いで逆走してくる名古屋ナンバーのふっる〜いトヨタ・クラウンに引かれそうになるというなんともラブリ〜な日に見た、ラブリ〜な映画。

只今絶賛上映中なので、何も言うまい。

観て、泣いて、そして考えてっ !

この世に沢山の、本当に沢山の人達が生きて、毎日一生懸命暮しているけれど、自分が生きている間に出会えるのは、その内のほんの僅か。

そして、自分の心の琴線に触れる事の出来るのは、それからさらに、本当に一握りの人達だけ。

だからこそ、その出会いの意味を、しっかりとかみ締めてみようよね。

この映画のような介護が、誰でも受けられるとは限らないもの。

もしかしたら、家族からもヘルパーからも、この写真のようなファイルに閉じられるだけの、簡単な記録の為の介護しか受けられないかも知れないし。

出会えた事に感謝。喧嘩した事に感謝。再びのご縁に感謝。

そんな事を改めて考えさせる作品だ。

個人的な嗜好で言えば、チョット音楽がクサイというか、「さあ泣けっ」って感じでウザイのだが、まぁハリウッドだ仕方ない。

あと、ジェームズ・ガーナーの爺さんぶりには、「カンフー・ハッスル」の時のブルース・リャン同様、びっくらしたんだがの。

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