DVD キングレコード 2004/06/02 ¥4,179 武侠映画の巨匠チャン・チェの代表傑作にして、70年代クンフー映画の古典ともいわれる名作。日本でもカラテ映画全盛期の1974年に全国公開され、話題を呼んだ。
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公開当時15歳だったわしは、観るやいなやフー・シェンの美貌の虜になった。

当時は「燃えよドラゴン」から火の付いたカンフー・ブーム真只中。迷門女子高の一年生達はセーラー服の裾や脇を翻しては鶴の拳対片腕ドラゴンごっこに興じるのだった。

その一方では、ロック・スター達のピチピチしたパンツからモッコリせり出たイチモツの大きさを測ってキャアキャア言ってたりね。

あらまぁ、懐かしや懐かしや。(●^o^●)

2003年の秋に香港でVCDになってたのを買ったんだけど、日本でも発売してたのね。

これは買いだよねぇ。なんてったって日本公開のフー・シェンの主演作って、これ一本じゃなかったっけ。

この、たったの一本だけで、日本中のカンフー少女達の心を奪っちゃったんだからね。やっぱりスターになる人は輝きが違うんだよね。

当時はブルース・リーは全くの別格として、女はフー・シェンで男はジミー・ウォングみたいな別れ方があった。

わしの周りだけか ?

まぁ、田舎のイモ兄ちゃんには、あのまぶしい美形スターは羨望にもならないね。せいぜいジミー・ウォング程度でいいって。

敵わないから焼きもち焼いて、こき下ろすしかなかったのかもね。

師父ですらそうだもの。初めて会ったときにお互いが拘ってるカンフー話で盛り上がったのに、ここで躓いて先行きが危ぶまれたのだった。

師父は超の付くジミー・ウォング・マニア。私は超美形カンフー・スター・マニア。

お互い、そこは今だに譲れない領域だ。

でもまぁ、ブルース・リーは神棚にいる人として一致してるので、とりあえずは安泰なんだけどねぇ。(大馬鹿情侶侠)

この冬香港行った時に、あちらでも韓国ドラマが大流行してた。友達の両親もハマって見てるんだけど、彼女はどうも独特の展開が苦手で見られないって嘆いてた。

それは私達も同感なんだが、それが面白いって言う人もいるし、ホント人は色々だ。

でもあんなに長く一人の人を思えるのは素敵だなぁなんて言ってたので、広東語でそういう状態をなんと言うのか聞いたら「長情」と言うんだそうだ。

好長情。

長く思うと言えばとフー・シェンの話をして、いまだに日本には彼のファンがいるぞよ、公開作品がたったの一本なのにって言ったら「凄いなぁ・・・」と感嘆してた。

天逝しちゃった事すら知らない人もいるかもだがの。

ああ、美男薄命・・・

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