心は快晴 でも、時々・・・鬱 子宮の病気はホント厄介だなぁ。
2005年1月22日 読書
ISBN:490664032X 単行本(ソフトカバー) 日本子宮内膜症協会 コモンズ 2000/11 ¥1,890
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この本の出る8年前に、多分内膜症でしょうという診断をされた。あの頃はまだ、それがどんな病気なのかさえ医学書を読んでもろくな記述が無く、たまたま新聞の家庭欄で紹介されたこの協会の住所に藁をも掴む気持ちで手紙を書き、資金をかき集めてやっと作りましたという感じの、薄いパンフを送ってもらった。
たしかこの協会が出来て間もない頃で患者自身がまだ何の情報もつかめていないのが現状だったので、薄いパンフの中に詰まった情報を貪り読んだ覚えがある。
今はあの頃とは全く違う。情報が溢れていて、どれがいいのか判らなくなる程だ。
患者は、自分自身で本当に良く「知る」必要がある。医師が全てを把握している訳ではない。特に女性特有疾患に関しては、男の医師は50歩も100歩も引いて患者の言葉に耳を傾けるべきだし、それが出来ない男の医師だったら、とっとと医師変えをするべきだ。
その医師は頭は良いかもしれないけど、本質的にはバカだ。自分がどうあがいても知りえない痛みや不快感を教えてもらえる機会を逃してる事に、気が付かないんだから。
最近はあの酷かった身体中の内出血も、随分と範囲が狭くなって来た。
排出出来ずに体内で凝固してしまった血のせいでガチガチになっていた筋肉も、だんだんと子供の頃の柔軟性を取り戻しつつある。ヨガのポーズも出来る物が増えてきた。
身体よ、良く頑張ってくれました。
しっかり伸ばせて気持ちいいよ〜 ヽ(^o^)丿
それに伴って、大げさでなく「バケツ一杯」といった感じで出ていた血の量も、かなり少なくなって来た。
麻酔もせずに無数の千枚通しで子宮をえぐられるかの様な、そんな酷い痛さも、最近は感じないで済んでいる。
昔はあんまり痛くて失神した事もあったっけ。
今は、身体が本当に楽だ。
だから、精神状態もとりあえずは落ち着いているみたいだ。
突然「カッ」となって誰かを殺したいとか、悲しくて身体が全く動かなくなるとか、そんな風に自分が作った感情の嵐に、一人でグルグル巻きになる事も無くなった。
少しは自分の感情から、距離を取る事が出来るようになって来た感じだ。
子宮の賞味期間はだいたい35年位と聞いた事がある。
昔は12〜17歳までに初潮を迎えれば正常と言われていたけど、私は8歳で来た。
早く来れば早く終わる。そう願いたい。
でも、この10年で病気に関する情報も多くなったけど、患者数も増えたみたいだ。
サニタリー用品の棚に、一瞬紙オムツかと思う程しっかりしたパンツ・タイプが並んでたのにはビックリしたけど、それだけ出血量の多い人が沢山いて、みんな苦しんでいるんだと実感した。
10年前に開発されてれば、私も愛用しただろうに。少し残念だなぁ。
82年に初めて国際線の飛行機に乗った時、サニタリー用品の中に入ってた外国製のナプキンの大きさに驚いて、2・3個お土産に持ってきた事があった。
まるで座布団だよね〜なんて笑ってたら、その10年後には自分がそれを必要とする病気に掛かるなんて・・・。(T_T)
余談だけど、その頃あの北朝鮮の元工作員金賢姫が日本に派遣された時、政府高官の夫人や娘から、お土産に日本製の生理用品を依頼されていたという。
拉致された日本人の女性達は、その点でも悲しい思いをしたんだろうなぁ。なんで今更こんな不便な思いをしなけりゃならないんだろうって。
乳製品や動物性蛋白を多く取る人達のホルモンの量は、あまり取らない人達に比べて、やっぱり多いと思う。
普通サイズのナプキンであれだけの違いがあったんだものね。身体の大きさばかりじゃないだろう。いろんな「量」がちがうんだよね、きっと。
昔お産婆さんから、戦後すぐに白人女性の出産を手伝った時の話を聞いたんだけど、初乳がまるで溶かしたバターみたいで驚いたと言っていた。
まだまだ日本人の初乳が、サラサラと水の様だった時代の話だ。
でも今は、日本人でも普通に、乳腺が詰まるので食事制限される人もいる。
母乳がそれだけ濃くなった証拠だ。
乳腺の病気も増えた。勿論原因は食事ばかりではないけれど。
ホルモンが関係する病気は、精神的にもダメージが大きいから、感情が振り回されやすい。
だけどね、だからって振り回されて良いって話じゃないんだよ。
つらいけどね。その辛さに拍車を掛ける原因が自分の心の中に有る事に気がつく絶好の機会だから、良く考えて。
それでもやっぱり辛い時は、しんみりとお籠りして、泣きたい映画見て泣こうよね。
他人に当り散らすのは、どう釈明してもただの「甘え」。
大人じゃないね。カッコ悪。
さてさて、そんでは、何か「泣く」映画でも観るか・・・
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この本の出る8年前に、多分内膜症でしょうという診断をされた。あの頃はまだ、それがどんな病気なのかさえ医学書を読んでもろくな記述が無く、たまたま新聞の家庭欄で紹介されたこの協会の住所に藁をも掴む気持ちで手紙を書き、資金をかき集めてやっと作りましたという感じの、薄いパンフを送ってもらった。
たしかこの協会が出来て間もない頃で患者自身がまだ何の情報もつかめていないのが現状だったので、薄いパンフの中に詰まった情報を貪り読んだ覚えがある。
今はあの頃とは全く違う。情報が溢れていて、どれがいいのか判らなくなる程だ。
患者は、自分自身で本当に良く「知る」必要がある。医師が全てを把握している訳ではない。特に女性特有疾患に関しては、男の医師は50歩も100歩も引いて患者の言葉に耳を傾けるべきだし、それが出来ない男の医師だったら、とっとと医師変えをするべきだ。
その医師は頭は良いかもしれないけど、本質的にはバカだ。自分がどうあがいても知りえない痛みや不快感を教えてもらえる機会を逃してる事に、気が付かないんだから。
最近はあの酷かった身体中の内出血も、随分と範囲が狭くなって来た。
排出出来ずに体内で凝固してしまった血のせいでガチガチになっていた筋肉も、だんだんと子供の頃の柔軟性を取り戻しつつある。ヨガのポーズも出来る物が増えてきた。
身体よ、良く頑張ってくれました。
しっかり伸ばせて気持ちいいよ〜 ヽ(^o^)丿
それに伴って、大げさでなく「バケツ一杯」といった感じで出ていた血の量も、かなり少なくなって来た。
麻酔もせずに無数の千枚通しで子宮をえぐられるかの様な、そんな酷い痛さも、最近は感じないで済んでいる。
昔はあんまり痛くて失神した事もあったっけ。
今は、身体が本当に楽だ。
だから、精神状態もとりあえずは落ち着いているみたいだ。
突然「カッ」となって誰かを殺したいとか、悲しくて身体が全く動かなくなるとか、そんな風に自分が作った感情の嵐に、一人でグルグル巻きになる事も無くなった。
少しは自分の感情から、距離を取る事が出来るようになって来た感じだ。
子宮の賞味期間はだいたい35年位と聞いた事がある。
昔は12〜17歳までに初潮を迎えれば正常と言われていたけど、私は8歳で来た。
早く来れば早く終わる。そう願いたい。
でも、この10年で病気に関する情報も多くなったけど、患者数も増えたみたいだ。
サニタリー用品の棚に、一瞬紙オムツかと思う程しっかりしたパンツ・タイプが並んでたのにはビックリしたけど、それだけ出血量の多い人が沢山いて、みんな苦しんでいるんだと実感した。
10年前に開発されてれば、私も愛用しただろうに。少し残念だなぁ。
82年に初めて国際線の飛行機に乗った時、サニタリー用品の中に入ってた外国製のナプキンの大きさに驚いて、2・3個お土産に持ってきた事があった。
まるで座布団だよね〜なんて笑ってたら、その10年後には自分がそれを必要とする病気に掛かるなんて・・・。(T_T)
余談だけど、その頃あの北朝鮮の元工作員金賢姫が日本に派遣された時、政府高官の夫人や娘から、お土産に日本製の生理用品を依頼されていたという。
拉致された日本人の女性達は、その点でも悲しい思いをしたんだろうなぁ。なんで今更こんな不便な思いをしなけりゃならないんだろうって。
乳製品や動物性蛋白を多く取る人達のホルモンの量は、あまり取らない人達に比べて、やっぱり多いと思う。
普通サイズのナプキンであれだけの違いがあったんだものね。身体の大きさばかりじゃないだろう。いろんな「量」がちがうんだよね、きっと。
昔お産婆さんから、戦後すぐに白人女性の出産を手伝った時の話を聞いたんだけど、初乳がまるで溶かしたバターみたいで驚いたと言っていた。
まだまだ日本人の初乳が、サラサラと水の様だった時代の話だ。
でも今は、日本人でも普通に、乳腺が詰まるので食事制限される人もいる。
母乳がそれだけ濃くなった証拠だ。
乳腺の病気も増えた。勿論原因は食事ばかりではないけれど。
ホルモンが関係する病気は、精神的にもダメージが大きいから、感情が振り回されやすい。
だけどね、だからって振り回されて良いって話じゃないんだよ。
つらいけどね。その辛さに拍車を掛ける原因が自分の心の中に有る事に気がつく絶好の機会だから、良く考えて。
それでもやっぱり辛い時は、しんみりとお籠りして、泣きたい映画見て泣こうよね。
他人に当り散らすのは、どう釈明してもただの「甘え」。
大人じゃないね。カッコ悪。
さてさて、そんでは、何か「泣く」映画でも観るか・・・
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