NHKの受信料不払いが続いているそうだ。

自分の責任じゃないのに頭下げなくちゃならない人達、さぞ情けなく思ってるだろうなぁ。

こういう時に、人の本質が判っちゃうんだよね。

昔勤めていた生保が破綻した時も、全員で顧客の家を訪問して頭下げた事を思い出す。あの時は自分達のせいじゃないのにって、ホント情けなかったよ。

生保は個人の財産と直接関係するだけに、その非難攻撃は凄まじくて、面と向かった私達に涙ながらに訴える人、ネチネチと嫌みを言う人と色々だったけど、ありがたい事に、大多数の人達は「あなたのせいじゃないものねぇ。これも運命ね」とか言ってくれてびっくりしたものだ。

勿論陰では散々悪口を言っていた人もいたかも知れないが、面と向かって非難される事でこうむるストレスを多くの人が知っていて、避けてくれたのだと思う。

その本人じゃ無い、ただ働いているだけの人に、言っても仕方が無いと。

それでも電話で狂ったようにわめき続けた女性もいたし、事務所に怒鳴り込んで来た男性もいた。

そういう人達の被害額が「大変ねぇ」と労ってくれた人達の損害額よりもはるかに少額だったのが、奇妙って言えば奇妙な話なんだけどね。

NHKの集金を生業にしている人達も、今散々イヤミな事言われているのかもね。

元々払った事も無い人達から。


我が家のはケーブル・テレビの団体一括払いになっているので、もしこのままこんにゃく状態でクニャクニャと逃げるのなら、来年の年払いは凍結しちまおうかと思う。

だけど、国営放送を民営にしろとは思わない。

地震や災害の時に一番頼りになるのはこの局だし、その点では国営放送としての義務はキチンと果たしている。スポンサーの圧力を受けずに番組を制作出来るのもここだけだからだねぇ。

だけど・・・、この日本には、一番重要なそういった告発番組はなかなか作られないのはなぜだ ?

昔むかし、荻昌弘氏が司会を務めたTBSの番組で魚の養殖で使われる抗生物質であるとか、倉庫に山と積まれた古米の行方であるとかを追跡した番組があったが、様々な圧力を受けて結局番組は潰されてしまった。

担当プロデューサーがその顛末を、各地を講演して回っていたけど、さぞかし悔しかった事だろう。

あれれ、その時のテープをヒロに貸したままだった。しまったなぁ・・・

NHKでこそ望まれる、こういった内容の番組や、視聴率を無視したマニアックな渋い番組を、どうして作れないんだろか。

若者向けのバラエティなんか、もともとセンスが無いんだから無理だって。

大昔からやってる歌番組の数々で、それは証明済みだろうに。

だからこそ、NHKでしか放送出来ない番組を作って欲しいのに。

お金使い込んで、勘違いして、まったくバカばっか。

派遣の仕事をしてた時、営業所の必要経費で自分の家のオカズとか子供の学用品とか買ってた正社員がいたが、あれと同種だな。

品が無いなぁ、まったく。

あの時の正社員は、その後乳癌になって、結局家のローンを払い終わるだけの予定金額があった退職金も貰えない形でリストラの嵐に流されていっちゃったから、やっぱり報いは必ず来ると思うよ。怖い話だがの。

エビ・ジョンイルとか呼ばれちゃって嬉しいか ? 爺よ。

人生の最後に、人としてキチンとしてみぃ。でもすでに妖怪っぽい顔してるなぁ。ダメか・・・

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