ア・リアリティ・ツアー/デビッド・ボウイの現在形
2004年12月17日 音楽
David Bowie CD Emd/Virgin 1999/09/28 ¥1,860
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注)このジャケット写真は「ヒーローズ」の物だす。
wowowで放映したボウイさんの昨年11月のツアーを観た。
このおっちゃんもうすぐ還暦なのに、若いなぁ。それに綺麗に年取ってはるやん。(なんで関西弁?)
体形やら肘の肉のダブつきなんかを見ちゃったら、そりやもう年相応なんだけど、パワーがね、衰えて無い訳だ。
それに良い感じに力が抜けているので、見ている方もリラックスして見てられるし。
70年代初頭にグラム・ロックで名を上げた人達の殆どが死に絶えてしまったにも関わらず、ボウイさんだけは、時代の波をスルスルスルとすり抜けて、一つの存在としての地位を確立してしまった。
常に何処か冷めている目で、「あら、そうなの?」とでも言いたげな含み笑いをしつつ、飄々と。
このツアーに用意された曲には、古い懐かしい曲もあって、それがアレンジされてたり、オリジナルのままだったりと色々なんだけど、やっぱりどの曲も、まだまだ賞味期限が切れてないのはさすがだと思う。
もともとボウイさんの作る曲には時代を超越した雰囲気が漂ってて、あの独特の誰も真似出来ない声と歌い方で、時代に張り付く事なく生き続けているみたいだ。
特に印象的だったのが「アンダー・プレッシャー」。フレディ・マーキュリーのパートを、バック・パンドのベーシストが歌ったんだけど、これがスキン・ヘッドの凄い美人で、中性的な雰囲気がとても妖しくてよかったぁ。いいなぁ、美人って。
昔は演劇的な要素も化粧も盛りだくさんな人だったけれど、このステージは、本当になんでもないシンプルなタンクトップとジーンズで、その「存在」だけで勝負してた。
ステージだけ見てると、どこか地元の体育館で余興で歌いました位の余裕を感じるが、カメラが客席を映すと、そこが物凄くデカイ会場だと解る。
色んな事が沢山あって、それを乗り越え乗り越えて、今の自分がここにいる。だから、もういいじゃん。楽しくやろうよ。
そんな感じ。
とっても良い笑顔のステージだった。
やっぱり、ジギーは歌ってないと。
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注)このジャケット写真は「ヒーローズ」の物だす。
wowowで放映したボウイさんの昨年11月のツアーを観た。
このおっちゃんもうすぐ還暦なのに、若いなぁ。それに綺麗に年取ってはるやん。(なんで関西弁?)
体形やら肘の肉のダブつきなんかを見ちゃったら、そりやもう年相応なんだけど、パワーがね、衰えて無い訳だ。
それに良い感じに力が抜けているので、見ている方もリラックスして見てられるし。
70年代初頭にグラム・ロックで名を上げた人達の殆どが死に絶えてしまったにも関わらず、ボウイさんだけは、時代の波をスルスルスルとすり抜けて、一つの存在としての地位を確立してしまった。
常に何処か冷めている目で、「あら、そうなの?」とでも言いたげな含み笑いをしつつ、飄々と。
このツアーに用意された曲には、古い懐かしい曲もあって、それがアレンジされてたり、オリジナルのままだったりと色々なんだけど、やっぱりどの曲も、まだまだ賞味期限が切れてないのはさすがだと思う。
もともとボウイさんの作る曲には時代を超越した雰囲気が漂ってて、あの独特の誰も真似出来ない声と歌い方で、時代に張り付く事なく生き続けているみたいだ。
特に印象的だったのが「アンダー・プレッシャー」。フレディ・マーキュリーのパートを、バック・パンドのベーシストが歌ったんだけど、これがスキン・ヘッドの凄い美人で、中性的な雰囲気がとても妖しくてよかったぁ。いいなぁ、美人って。
昔は演劇的な要素も化粧も盛りだくさんな人だったけれど、このステージは、本当になんでもないシンプルなタンクトップとジーンズで、その「存在」だけで勝負してた。
ステージだけ見てると、どこか地元の体育館で余興で歌いました位の余裕を感じるが、カメラが客席を映すと、そこが物凄くデカイ会場だと解る。
色んな事が沢山あって、それを乗り越え乗り越えて、今の自分がここにいる。だから、もういいじゃん。楽しくやろうよ。
そんな感じ。
とっても良い笑顔のステージだった。
やっぱり、ジギーは歌ってないと。
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