何故か蛇

2004年10月8日 趣味
二胡のケースを開ける度に「ヘビセンター」を思い出す。

蛇のニオイは独特だ。

ヘビセンターというのは実家の裏山を越えた所に有る「文部省の関連施設」だと言われているが、その割りに物凄く寂れた雰囲気の漂う、怪しくていかがわしい感じのする「センター」だ。

世界中の蛇が飼育されている他見世物にもなっていて、大蛇を身体に巻いて記念撮影出来たりするし、マムシのから揚げなんかも食べられる。

でも本来の目的は毒蛇に対する「血清」の研究だったりして、ちゃんとした施設ではあるのだが、何となくアヤシイ。

そのあまりのアヤシサの虜になって、ついついリピーターになってしまった人もいる位なのだ。

http://www.sukima.com/index.htm

隣にはテーマパークの走りとも言える、孤高の素浪人木枯らし紋次郎の生まれた「三日月村」もあるし。

ん?紋次郎って浪人? 股旅? なんて言うんだああいう人は・・・



とろこで・・・

二胡に張ってあるニシキヘビの皮は、国内最大級の青大将で用立てる事は出来ないのかと、ふと思ったり。

沖縄の三線に張る蛇もニシキヘビ。

何故だ。その昔は中国でわりかし手軽に手に入ったからなのか?

音が繊細に響くのか?

やはり、そのでかさゆえ?

犬や猫でもダメなのか?

日本にはもともとニシキヘビが居なかったから、猫の皮を三味線に張ったのか?

なんであんなちっちゃくて可愛い生き物の皮剥ぐかなぁ。

「喘息持ちの囁き」から「絞められる直前の鶏の声」に変わったわが二胡を引きながら(まだとても弾く状態デハナイ)、そんな事を徒然と考えるこの頃のわしだ。

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