昨夜は義妹の見守りを、彼女の夫がした。

そのせいかどうか、私が行った時物凄く顔色が悪くて、どうしたんだろうかと心配になった程だった。

どこか痛いかと聞くと、不機嫌な表情で「頭が痛い」と言う。

また調子が悪いのかと思ったが、娘達や私と話す態度に不機嫌さは見られない。

夫が心配してあれやこれやという時に、ムスッとした表情になる。

単なる甘えからなのか、本当に嫌だからなのかは、判らない。

でも、この半年の間で彼女が吐いた時、必ず夫が泊まっていたとか、前日泊まったとか聞くと、シロウト考えでも「う〜む」と思わずにはいられない。

食事の時に、ようやく自力で箸を持って食べられるようになった彼女のお茶碗に、おかずをチョコチョコ入れて「面倒見ている」というポーズを見せる彼がとてもうっとうしかったので、「病人は自分のペースで食べたいんじゃないの?」と聞いて見た。

そしたら義妹が「どんどん入れちゃうんだよっ」と、本当に不機嫌な声で答えたので、彼にご進呈してみた。

「あっちで座って見てなさいよ。あんた、うっとぉしいから」と。

そしたら義妹が、入院してから出した事の無い大声で笑ったのだ。楽しそうに。

それを聞いた義妹の夫は、にへへへら〜という、なんともいけ好かない笑顔でこちらを見て、それからはおとなしくしていた。

せっかちなのだ、この男は。

おまけに間抜け。

人に負けまいと焦って先走って、中身がチャントして無いから結局遅れて。肝心の所がスッポリと抜けている。

使えない奴。


今回の入院騒ぎでも、それぞれの人間が病院を出入りするタイミングがみんなどこかで合っていて、とても気持良く連絡がとれたりした。

師父の従弟にまでバッタリ会って、伯母さんに連絡する手間が省けたりした。

こいつだけだった。スムーズに行かなかったのは。


ほんの些細な事柄でも、タイミングがいいと気持がいい。

多分、そんなナイスなタイミングを呼ぶのも、大難が小難で済むのも、自分の日頃の行いや、周りの人への感謝の気持なんだろうなぁと、強く思う今日この頃だ。

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