暑い・・・

2004年7月10日 エッセイ
連日の猛暑のせいで、自律訓練の定期講習会がお休みになってしまった。

もともとが心身症気味の人達の集まりなので、暑過ぎたり雪が降ったり台風が来たりすると、その時の天候によって開催日が微妙に変化する。

時々連絡ミスでお休みの日に行ってしまう事もあるのだが、そこは、わははと笑って横浜の街をぶらついて帰ってきたりと、誰も気にも掛けないで、その日を満喫する。日々の緊張が緩むとは、つまりその「思いがけず手にした時間の余裕」を楽しめるかどうかなのだよな。

そのゆるゆるさも気にいっているわけだ。

以前のいつもキーキー言っていた私達だったら「何でこんな単純なミスををををををっ」と大騒ぎして、自分で自分の心臓をバクバクさせてバニクってしまう所だもの。

ゆるゆると、続けて行きたいと思う。

そんなこんなで、ほんでは免許の書き換えに行くかと思ったら土曜は試験所はお休みだと。

明日府中に行くとして、今日はおそうじお掃除。

ようやくコタツの掛け布団を外す。

すっきりした〜。


でもこのコタツ布団を外せない夏もあったものね。今年も梅雨らしくないし、全くこれからの地球はどうなってしまうのか・・・。行き着く所まで行かないと、この異変は止まらないのかなぁ・・・。

そういゃぁ、昨日若くして半身不随になってしまった人に出合った。

その人はとても聡明でテキパキとしている方なんだけど、自分の筋が通らないとバニックを起こして言葉や態度に出てしまう。

その点では、キャリアはあっても人間関係をキチンと築く事をおろそかにして来たのが今に繋がっているのか、麻痺がそうさせるのかは判らないが。

どんなに気に喰わない出来事でも、思わずカッとなって頭に来ても、人前で相手に対して怒鳴ったり喚いたりするのは、人格を疑われるし、知的能力にまで疑問符がつくおそれだってある訳で。

これこそ、私自身の過去の反省に他ならないが。

でも、それは日々の積み重なった緊張がそうさせるんだって事は、意外に知られていないし、知ろうとする人も少ない。

カッとなり易い性格には理由が有るし、訓練次第でかなり穏やかにもなれる。

でも、その為には、自分の一番見たくない部分に目を向ける必要があるけどね。

まぁ、生まれつきの障害を持っていると、そういう訳にも行かなくなるが・・・。

しかし、義妹や義母や、他の人達の生き様を見ていると、人間も自然破壊と同じで、結局行き着く所まで行かないと判らないのかなぁとも思う。

痛い思いして、以前出来た事が出来なくなって、そうして初めて今までのやり方を少し変えようかなって思い始めるのかもね。

最近よく耳にする言葉に「不自由な身体になっても、今までの自分らしい生活を続けられるように。」ってのがあるけどさ。

「自分らしい」ってどういう事を言うんだろうって、考えてしまう。

「自分らしい」っていう生活を送っていたから、身体が不自由になる因子を育んでしまったのではないの? なんてね。

まあ、暑さで脳みそダラリンなので少し皮肉も入ってしまったが、まぁ、そんなとこ。

一大事件が身の回りに起こったって事は、今までの生き方考え方を少し軌道修正せぇっていう事だと思うんだけどねぇ。

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