今日、義妹がトイレで倒れてしまった。
足の筋肉がかなり衰えてしまったので、ほんの少しの段差にも突っかかってしまう。
トイレマットも危険になったこの頃、畳の上も散らかしっぱなしには、もう出来ない。
普段からあまり片付けの得意でない義母には、これから負担が重くなるだろう。
「あの女はよ、知ったかぶりばかりしやがって」と、この2人は私を罵倒していた。
でもね、私は知らない事は知らないと、言えるようになったよ。もう随分前に。
知らない事だったら、知る努力をすればいいだけだ。知らないと人に馬鹿にされるなんて、思わないね。
今義母がそれを学んでいる最中だ。
「ああ、あれはこうだで。私は良く知ってるだで」
でもお風呂に入れない病人は身体を拭いてやるという事も、彼女は知らない。
お風呂場に行けない人の足を洗面器で洗ってやる、という事すら気づく事が出来ない。
少しずつ言葉にして、それとなく出来る様に仕向けるのも私の仕事なんだろう。
私が出しゃばれば済む話だけど、この2人はもう随分前に、私の援助を自ら断ち切ってしまった。
だから義母は、私に頼む事すら出来ない。あの大騒ぎの記憶はあまりに生々しい。
「あなたの仕事って、介護でしょ」
と、まるで蔑むような顔で顎を上げて私の事を見下していた義妹が、今トイレで下半身むき出しの状態で抱き起こされてテレ笑いをしている。
全ては自分に帰って来る。
私も自分の行動、言動を振り返る時期なんだろうなぁ。
足の筋肉がかなり衰えてしまったので、ほんの少しの段差にも突っかかってしまう。
トイレマットも危険になったこの頃、畳の上も散らかしっぱなしには、もう出来ない。
普段からあまり片付けの得意でない義母には、これから負担が重くなるだろう。
「あの女はよ、知ったかぶりばかりしやがって」と、この2人は私を罵倒していた。
でもね、私は知らない事は知らないと、言えるようになったよ。もう随分前に。
知らない事だったら、知る努力をすればいいだけだ。知らないと人に馬鹿にされるなんて、思わないね。
今義母がそれを学んでいる最中だ。
「ああ、あれはこうだで。私は良く知ってるだで」
でもお風呂に入れない病人は身体を拭いてやるという事も、彼女は知らない。
お風呂場に行けない人の足を洗面器で洗ってやる、という事すら気づく事が出来ない。
少しずつ言葉にして、それとなく出来る様に仕向けるのも私の仕事なんだろう。
私が出しゃばれば済む話だけど、この2人はもう随分前に、私の援助を自ら断ち切ってしまった。
だから義母は、私に頼む事すら出来ない。あの大騒ぎの記憶はあまりに生々しい。
「あなたの仕事って、介護でしょ」
と、まるで蔑むような顔で顎を上げて私の事を見下していた義妹が、今トイレで下半身むき出しの状態で抱き起こされてテレ笑いをしている。
全ては自分に帰って来る。
私も自分の行動、言動を振り返る時期なんだろうなぁ。
コメント