邪気週間

2004年6月6日 エッセイ
隣に「あちらの世界」の住人がいて、その方は木の芽時期やら世間様に不穏な空気が流れている頃に、特に活動が活発になっている様子。

何となく我が家の「邪気週間」バロメーターになってくれて居る人だ。

ここの所、その動きが激しいなぁと思っていたら、警官は呼ぶはどこかの宗教の人は呼ぶわで、結構人の出入りがあった。

今も呼びつけた警官に向かって、大声で怒鳴っている。

「何ですぐ帰っちゃうんですかっ!」

物凄い怒りの中に、悲鳴の混ざっている声。

誰かにすがりたい、自分の思うままにすがっていたい。

でも、それでは誰もすがらせてはくれないよ。

ゴミを溜めた家に入る泥棒はいないでしょうに。あの人は誰から何を守ろうとしているんだろうか。

その人の口は、日頃の不満が噴出し続けて居るために、いつも尖がった形をしている。

まるで「小池ラーメン」みたいな顔だ。

この人が騒いでいる時、世間では自殺が増えたり、変な事件が起きたり、妙に疑心暗鬼になって不安定になる人達が増えたりする。

人の振り見て我が振り治せ。

そうそう、少しヘンテコな気分になるのは、宇宙の磁気に敏感に反応したため。

そうそう、ゆっくり落ち着けば、そんなものに振り回される事も無いさ。

怒りがあるなら、それが何処から来るのか、よ〜く自分と対話しないとね。

・・・、外で大家と警官の笑い声がする。

「仕方ないねぇ」「まぁ、危険な方ではないですから」

ここの人達は、ホント優しいなぁ・・・

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