今日術師から借りた。

先日のルー・リードといいこれといい、年齢が近いしロックや美術の趣味が重なるので、彼との間で昔話に花が咲くのもまた楽しいものだ。

でも子供の頃の6歳の差は恐ろしいものがある。

私にとってのスパイダースは、単なる和製ポップスパンドであり、お笑い要素の強いGSというだけのものだったのに、術師の中ではまるで違っていたのにビックリだ。

ミキシングがどうの演奏がどうのと、小一時間に渡って熱く語られてしまったよ。

そして「風が泣いている」からは、ダメになったとまで・・・。

そこからしか知らないもんね、わしゃ。

でも改めて聞くと、たしかに凄いセンスだ。特にNO・1の方。

今デイサービスで、爺ちゃん婆ちゃん達と「花笠踊り」なんてのを歌いながら踊っているが、私達が年を取った時民謡でみんなの心が一つになる事はないと思う。

「やっぱフリフリ。ゴーゴーだよなっ」

今日の術師は、もう井上孝之のギターにノリノリだった。

わしらの老後は、デイサービスでヨレヨレのゴーゴーダンスをしてるんだろか・・・

でもそれって、パーキンソン症候群の症状とあまり変わらなかったりして・・。

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