ののちゃん開花っ !
2004年5月20日 エッセイ幼い頃から好きで憧れていたタップ・ダンスを習っていた事がある。
14年程前の事。
当時は新宿の高層ビルのオフィスに勤める派遣社員だったので、今から考えると信じられ無い位の収入があった。
だからいつも、ウキウキと通っていた。
帰ってレオタードを洗濯するのも、タツプ・シューズの手入れをするのも楽しくて仕方ない頃で、音のする床の上では、大抵タツタカタツタカとステツプを踏んでいたものだ。
そのスタジオにはいろんな人達が来ていて、レベルも様々。
明日を目指すダンサーや女優の卵達もいれば、ダイエット目的のオバチャン達、足腰鍛錬のジイチャン達、実に様々。
中でも飛び切り目立ってレベルの高い小学生の女の子が居た。
それがののちゃん。
彼女は本当に動いてないと死んじゃうタイプの子供で、いつも元気で健気な頑張りやだったっけ。
ダイエットは達成したけど腰を痛めてリタイアのオバチャン達や、本当に足腰立たなくなったジイチャン達を尻目に、メキメキ上達して、気がついたらアメリカにダンス留学しに行ったとか。
どうしてるかなぁと思っていたら、先日ダンス公演のチラシを同封した手紙が来て、帰国してオーデションに合格したのを知った。
すっかり大人になったののちゃんは、ちょっとセクシーな体形のダンサーに成長していてビックリ。
あの子供が、もうこんな女性になっちゃうなんてねぇ。
でも公演終了後、ホールでニコニコと挨拶している彼女は、昔の小学生のままの、ののちゃんだった。
ちょっと安心。
だけど、背中の大きく開いた衣装からチラリと見えた爪の後。
オバチャンは見逃さなかったゾ。
14年程前の事。
当時は新宿の高層ビルのオフィスに勤める派遣社員だったので、今から考えると信じられ無い位の収入があった。
だからいつも、ウキウキと通っていた。
帰ってレオタードを洗濯するのも、タツプ・シューズの手入れをするのも楽しくて仕方ない頃で、音のする床の上では、大抵タツタカタツタカとステツプを踏んでいたものだ。
そのスタジオにはいろんな人達が来ていて、レベルも様々。
明日を目指すダンサーや女優の卵達もいれば、ダイエット目的のオバチャン達、足腰鍛錬のジイチャン達、実に様々。
中でも飛び切り目立ってレベルの高い小学生の女の子が居た。
それがののちゃん。
彼女は本当に動いてないと死んじゃうタイプの子供で、いつも元気で健気な頑張りやだったっけ。
ダイエットは達成したけど腰を痛めてリタイアのオバチャン達や、本当に足腰立たなくなったジイチャン達を尻目に、メキメキ上達して、気がついたらアメリカにダンス留学しに行ったとか。
どうしてるかなぁと思っていたら、先日ダンス公演のチラシを同封した手紙が来て、帰国してオーデションに合格したのを知った。
すっかり大人になったののちゃんは、ちょっとセクシーな体形のダンサーに成長していてビックリ。
あの子供が、もうこんな女性になっちゃうなんてねぇ。
でも公演終了後、ホールでニコニコと挨拶している彼女は、昔の小学生のままの、ののちゃんだった。
ちょっと安心。
だけど、背中の大きく開いた衣装からチラリと見えた爪の後。
オバチャンは見逃さなかったゾ。
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