最近名前を呼ばれた時などに、「はい」と答える人が少なくなってしまったそうだ。

40代以上しか、あまり言わなくなったらしい。

家庭や学校の躾と、本人の質の問題だろうが、「ウン」とか答えられてガッカリすると新聞記事に書いてあった。今朝の「ズームイン」で五郎さんも言っていた。

でも、元々「はい」は外国語だし。

明治以前の日本人は、名前を呼ばれた時、呼んだ人に向かって軽く頷いたりするだけだったんじゃなかろうか。なんて思う。

または「ハッ」とかね。でもこれ、サムライや忍者以外はあまりは使えないべ。特に女性はねぇ。

実は、「はい」という言葉は、日本で一番ポピュラーな広東語。

びっくりするけど、明治時代に輸入された言葉なんだとか。

「係」と書く。たしかに「かしこまって候」よりかは、ずっと実用的で簡潔だ。

最初は軍隊用語として入ったらしい。で、一般的に広まっていったとか。

だから、香港映画なんかを見ていて、急に「ハイッ」とか聞こえてくるとビックリして可笑しくなるが、元々はあちらの言葉なのだ。

今の日本語は外国語が入り乱れておると言うのなら、この「はい」も使ったらいけんですぞ。(^_^)v

で、本場の広東語には、この「係」の他に、「はい」の別の声調で色々な意味がある。

一番面白いのが、高い「はい」だ。よくおばさん連中が、よそ行きの声出した時に頭のてっぺん当りから出る「はいっ」って奴。

本人は可愛く言ったつもりなんだろうがね。

意味はずばり「お○○こ」

なんというか、世界は広いなぁというか。

字は門構えの中に西の字を入れる。

・・・象形文字だろうか・・・(恥;



ちなみに、高い感じに「がう」というと、こっちは「ち○ぽ」になる。

こっちも門構えの中に九の字を入れる。

・・ウム、立派な象形文字だな、こりゃ。

だからよく、香港観光に行ったおばさん達が、よそ行きの可愛い声だして「あなた、これどうするの。買うの?」「ハイッ、買うわ、買うわよ〜」

なんて言うのを聞いている店員達は、可笑しくて仕方ないんだとか。

上品な奥様達が、白昼どうどうと店の中で「ま○○こっ!ち○こっ!」なんて叫んでるんだから・・・。

これって、どうよ。

日本語の「どうも」っていう音も、「多毛」と聞こえるんだそうで、「ハイっ、どーも」なんてにこやかに言われると、「ああ、そうなんですか、わざわざ教えて下さってありがとう」なんて答えたくなるんだそうだ。

国が違うと、ホント大変だよなぁ。(笑)

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