1979年香港映画。

主演の劉永は、ブルース・リーの映画でいつも青二才の若造を演じていた人だが、ここでは立派な乾隆皇の役を堂々と演じている。

良い男だなぁ。(しみじみ)・・・今どうしているんだらふ。もう50はゆうに越えてるだろうし・・・。

内容はお忍びで庶民の生活を覗き見した皇帝の話で、「水戸黄門」みたいな内容なのだが、それなりに面白かった。

そういえば、ここに出てくる恵英紅という女優と、一度手合わせした事がある。91年「レディ・スクワット」という作品の試写会の時だ。

その頃彼女はクララ・ウェイと言う名前でクレジットされていた。

アトラクションに、お客を舞台に上げてクンフー技を見せて下さいという司会者の言葉に頷いた彼女が、舞台の上から選んだのが、何故か私だった。

何故 ?

別に手なんか揚げてなかったぞ。

そんなに人相が悪かったのか ?

しかし、そこはさすがにプロのアクション・スター。シロウトの私の蹴りと突きを、見事に一つのアクションにして受けてたってくれた。

・・・良い思い出だ。

一緒に行ってた歳三兄さん大うけだったっけ。

カメラ持ってくればよかったって。

また、話がそれたよ。(T_T)

そうそう、この映画の中でお爺さんが「家家都有本難念的経」というセリフを吐くシーンがある。

どこの家にも、難しいお経の本があるものだという意味だと、丁度4年前の今頃、大阪で香港人の女性に教わった。

そうだよね、どこの家も、それなりに問題を抱えているものだよね。

中国のことわざの中でも、特に好きなものの一つだ。

どこの家にも、それなりに・・・

だからこそ、解決方法だって千差万別。

答えは一つじゃないよ。

しかし・・・トニー劉永(リュー・イン)・・・今、どうしてるんだろう・・・

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索