花祭り

2004年4月8日 エッセイ
ぼんぼん先生の一連の法事が、今日で一応の区切りだ。

花祭り。

良い日に、すっきりと、綺麗に終わっていった。

感謝の心を大切にしなはれと、いつも言っていた人。

滝に打たれる荒行なんか、意味ないでー、もっと自分を大切にせいと言っていた人。

楽しい事、嬉しい事、そういう事柄を共有出来る仲間を大切にせい、と。

人は、人生を楽しむ為に生きて来たのだと、最近感じている。

勿論、生きていれば楽しくない事だって沢山あるよ。

良いことと、悪い事は、いつも半々。

以前、本当に辛くて、生きて居るのが嫌で嫌でたまらなかった頃、もう自分の人生に夜明けは来ないのだと思い詰めた時期があった。


でも、やっぱり明けない夜は無かった。


激しく降りつづける雨も、いつかは止むものだ。


でも、なんでこんなに辛い時期がくるんだろう。


自分に合わないと思えば、それはさらに辛く感じる。


自分の考えと少しでも違えば、やはりそれは辛いと感じやすい。


でも、やっぱり良いことと悪い事は、ピッタリ半々ずつやって来る。


とても辛い事が続く分、楽になった時の「楽さ加減」はハンパじゃない。これでいいのかと放心状態になってしまう程だ。気持ちが楽になりすぎて、逆に怖くなるのだ。


でも、それでいいんだよ。

また少しすると、嫌な出来事がやって来るから。

人生山あり谷あり。

そんな中でも、楽しい時間を共有出来る人達に会えた事に感謝。

嫌な事柄についての、グチを聞いてくれる相手がいてくれる事への感謝。

人生なんて、好きな事を好きなようにしていればいいのかも、と思うこの頃だ。


それで自分がどうなろうとも、全ての結果は自分に返ってくるんだから。

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