人には本当に色々なタイプが有って、何とは無しに引かれたり、何だか知らないけどやみ雲に毛嫌いしたり、理屈の通らない事がよく起こる。

実際に会って・見て・感じて・というのならわかるんだけど、その人の書く文章やら絵やらだけで、「ああ、何となく惹かれる」とか「好きっ」とかの感情って、一体何処で見極めるんだろうか。

今月7日のメル息子に引き続き、今日はパソコンを通じて知り合えた人達とランチ・デートする機会があった。

って、妙に他人行儀・・・、ホントはメッチャくだけてたんだよ〜ん。

待ち合わせの場所で出合った時感じたあの感触は、なんとも不思議なものだった。

「始めまして」なのに、

「お久ですっ」って変だよね。

へぇ〜、まだこんな感触を感じる人に出会える機会があったのかって思った。あの時死んでたら会えなかった人達だ。ああ、よかったよかった。

お互いに持っていて、相手に無いものを分け合う。

有りすぎるものを、不足している人に譲り合う。

そうやって自然にバランスを取ろうとして人々は出会い、関係を深めていくのだとしたら、そう出来る相手に出会えた事は、それだけで奇跡。

四柱推命の話になるけど、

真夏生まれの私の田園は、時々炎天下に干上がって苦しくなる時がある。そんな時は冬生まれで水の勢いの強い友達に会って、潤いをもらって一息つくのだが、ここのところ義妹の所に行く機会が多くて、水の気の多い人達とばかり会っていたので、ちょっと泥田んぼ状態で疲れていた。

そんな時、ナイスっなタイミングでのこのランチ・デートのお誘い。

ホントに、出会えてよかったよ。

2人に会っている時、私の田園にはあっと言う間にうっそうとした森が広がり、日陰になった大地には、湿り気を帯びた小さな草花が一面に咲き誇り始めていた。

余分な水吸って頂戴っ!!! てね。

森の人には沢山会ったけれど、その人を助ける「木こり」の役割りを持った人と一緒に出合った事がなかったので、物凄く貴重で嬉しい出会いだった。

そうやって私達は会い、必要なものを貰い、余分なものを譲りながら生きていくんだろうなぁ。

枝が茂りすぎれば切って薪にして、草花も掘り起こして一緒に燃して肥料にし、土が肥えてその中に立派な金が育ち、そして金が水を呼び、その水が木を育て・・・・

私達の人間関係が、こんな陰陽五行の関係で成り立っている事を一つの学問にした中国の学者は、すごいや。

だから、一人の人の右端と左端の友達が、まるで合わなくたって当たり前なんだよね。

重要なのは、自分がその人と共に過ごせる時間を幸せと感じるかどうか。

お2人はどうだっただろうか。もしかしたら私の一人ガテンなのかも知れないが、私にとっては、久しぶりに「ただいまー」と言いたい相手に出合った、そんな感じだ。

ありがとう、見つけてくれてありがとう。

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